結果

全関東学生ダートトライアル選手権大会男子団体の部2連覇達成

CATEGORY:自動車部             2011/07/03

日程 2011/07/03
結果 男子団体の部 優勝
場所 丸和オートランド那須

7月3日(日)、今季の全関東学生ダートトライアル選手権大会が例年通り栃木県の丸和オートランド那須において開催され、13校が出場しました。選手は、昨年度も出場した文屋(文4)、古賀(理4)に加え、ダートトライアル初出場となる伊藤(理3)の3名で試合に臨みました。また試合車は、本年もDC2ホンダインテグラタイプRを使用しました。

迎えた試合当日、心配された雨は降ることなく、曇り空のもと試合開始時刻を迎えました。

本塾は古賀、伊藤、文屋という出走順で臨みました。選手3人はまず1本目は確実にタイムを残すという作戦通り、ラインを重視する丁寧な走りで1本目を走りきり、午前終了時点で、トップの日本大学から約2秒差で団体2位につけます。

試合開始時に比べ路面状況はさほど変化はありませんでしたが、選手はタイムアップを図るべく、昼休みに入念に完熟歩行(歩行によるコースの確認)を行いました。午後、第1走者の古賀は大胆にコースを攻め、午前より約1.5秒速いタイムを残し、この時点で個人トップのタイムを残します。

続く第2走者の伊藤は果敢にコースを攻めることで4秒のタイムアップを果たしました。これにより団体のタイムを大きく伸ばしたため日本大学をわずかにかわし、団体順位をトップに押し上げました。しかし伊藤が走行中、壁に接触してリアバンパーが激しく損傷してはずれてしまい、バンパーを修復しなければ最終走者の文屋が出走できないという緊急事態が発生し、ピット内にも緊張が走ります。各校のエースが揃う第3走者が続々とタイムを伸ばす中、日本大学の最終走者も午前のタイムをさらに更新し、再び団体順位が2位となって文屋の出走を迎えました。本塾のメカニックは懸命の作業でなんとか時間内に修復を終え、文屋の出走が認められました。

文屋は冷静にかつ果敢にコースを攻め、午前から3秒以上のタイムアップを果たして再々度日本大学を逆転し、本塾に2年連続の団体優勝を手繰り寄せました。

個人の部では古賀が準優勝、文屋が6位入賞という結果を残しました。また初出場の伊藤は9位に入る健闘を見せました。本大会で2年連続の優勝を果たすことができたのは、合理的な練習の積み重ねに加え、先月の全関東ジムカーナ大会の時よりもさらに成長したチームのサポート体制やピット作業など、部員全員が一丸となって戦うことができたからに他なりません。来る8月の全日本ダートトライアル選手権では、本大会で得られた経験と成長したチームの総合力を生かして、念願の団体優勝を目指して臨む所存です。

(自動車部主務 文屋善貴)

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 ▲個人の部で準優勝に輝いた古賀 ▲本塾を 団体優勝に導いた文屋
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▲ 団体の部優勝の表彰を受けた主将・木藤  ▲二連覇を勝ち取った部員一同