結果

第85回日本学生氷上競技選手権大会アイスホッケー競技 2回戦 日本大学戦

CATEGORY:スケート部(ホッケー)      2013/01/07

日程 2013/01/07
結果 本塾2-3日本大学
場所 細尾ドームリンク

1月7日(月)、細尾ドームリンクにて第85回日本学生氷上競技選手権大会アイスホッケー競技二回戦が日本大学と行われました。今シーズン一度も倒していない相手とあって、苦しい試合展開が予想されました。そして、勝って宿敵早稲田大学と対戦するためにも負けは許されない試合でした。

 第1ピリオド、開始20秒で反則を取られると、続く1分過ぎにまた反則を取られ、いきなり3-5のキルプレーとなりました。相手も序盤ということで、シュートをなかなか枠に捉えることができず、凌ぐことができました。5-5のイーブンの状態で相手を圧倒し、7分過ぎのパワープレーで1年鈴木が相手ゾーンに入り、パスを受けた4年金村のシュートリバウンドに1年金村が反応し先制点を挙げることに成功しました。9分、11分と連続でパワープレーのチャンスを得るも相手キーパーにリバウンドをコントロールされ、得点できません。終了間際、リバウンドを狙いに行った2年東内のゴール前ストップで相手キーパーに氷が掛り、それを反則とみなされ10分間の退場を余儀なくされ、第1ピリオドを1-0で終えました。

 第2ピリオド、序盤から両チーム合わせて4つの反則を取られて、3-4の状態で相手DFのシュートがトップサークルから決まり、1-1の同点に追いつかれてしまいます。12分、3年真鍋がキーパーとの1-1のチャンスでシュートを打つも止められ、19分、相手ゾーンで2年白神、東内共にビッグチャンスでシュートをすかってチャンスを逃し、第2ピリオドを1-1で終えました。

 第3ピリオド、キルプレーからのスタートを守り、5分過ぎのパワープレー明けで4年小川が放ったバッティングのリバウンドを1年鈴木が完璧に決めて2-1と再びリードします。その後も相手ゴールに迫るが、単発のシュートを完璧にセーブされて点差を開くことができません。19分、相手が6人攻撃をかけてきてアイシングをして防いでいたが、最後の最後でバックドアにパスを通され2-2の同点に追いつかれてしまいます。第3ピリオドを2-2の同点で終え、大会規定により3人によるGWSで決着が着けられることになりました。

 GWS、先攻の本塾は1番手4年小坂。得意のシュートを放つも止められてしまいます。後攻の日本大学の1番手を3年細井がパッドセーブ。2番手4年金村。相手キーパーにポークチェックされました。日本大学2番手の選手に3年細井が決められそうになるが、足を残し何とかセーブしました。3番手1年鈴木。スピードをつけて挑むが、またもポークチェックで止められてしまいます。日本大学3番手の選手を3年細井がブロッカーでセーブ。

 サドンデスの延長戦に入り先攻後攻入れ替わり、日本大学の選手に「福藤でも止められない」シュートを左肩口に決められしまい、本塾は決めないと負けてしまう大事な1本を1年金村に託します。P・ケインばりの細かいハンドリングを披露するもポークチェックで止められてしまい、敗戦が決まりました。

 4年生最後の試合となり早稲田と対戦する前に引退となりましたが、全員の気持ちがシーズン始めに掲げた「one」となって戦った最高な試合でした。来年先輩方の背中を超えられるよう、明日から現役部員一同新たなスタートを切りたい。