慶應義塾体育会

  3月23日（土）、平成２５年度全関東学生自動車運転競技選手権大会が、多摩コース自動車教習所にて開催されました。今年度から、団体戦は乗用・貨物ともに東西の各2コース、計4コースで行われる形式になり、乗用の部・東コースに戸田（理3）、西コースに櫻庭（理2）、貨物の部・東コースに五十嵐（理1）、西コースに大崎（総3）という布陣で臨みました。また、女子乗用個人の部に副将・渡辺（看4）が出場しました。競技方式は従来通りコース、車両ともに当日発表のブラインド方式でした。

  迎えた試合当日、本塾選手の一人目である櫻庭は出走順が２番目であったため十分なコース研究ができず、本来の実力を出しきれませんでした。続く本塾二人目である戸田は、1年次より3年連続で全関東フィギュアに出場しており、経験十分ではあったものの、慎重に行き過ぎて思うようなタイムが出せませんでした。三人目の大崎は、接脱缶はありませんでしたが、試合の3週間前に貨物に転向したことからくる練習不足と学連公式戦初出場からくる緊張のため、こちらもタイムが周りの選手に比べて大幅に遅れてしまいました。そして、本塾の最終走者である五十嵐は、塾高自動車部の時から鍛えてきた技術を駆使し快走したかに見えましたが、バックスラロームを出たあとに不覚にもトラックの荷台が規制パイロンを越えてしまい失格となってしまい団体戦に記録を残すことができませんでした。

  この結果、6位という順位で団体戦を終えました。個人戦では戸田、櫻庭、大崎がそれぞれ5位でした。女子の渡辺は接が目立ったものの完走して個人戦3位でした。

　今大会は、試合直前の強化合宿までに積み上げてきた実力を本番で発揮することができず、不本意な成績で終わってしまいましたが、この悔しさと経験を生かすべく、練習の質と量を再度見直し、今後も部員全員フィギュアの技術向上に努めて参ります。

▲コース研究をする主将・関(経4)と選手の櫻庭(理2)	▲スタートを待つ選手の戸田
▲懸命に走行する副将・渡辺(看4)	▲新人戦準優勝の佐野(理2)