慶應義塾体育会

　5月21日(土)、昭和薬科大学体育館において、関東学生ハンドボール春季リーグ第7戦横浜市立大学戦が行われました。春リーグ最終戦。部員一同何としてでも勝利で終わるべく意気込んで臨みました。
　開始1分過ぎ、速攻のチャンスでGK善野(経3)の絶妙なスローを高橋(政3)がしっかり決め先制点を奪います。DFも足を動かし相手のミスを誘発しに行く積極的なプレーで相手の思い通りにさせません。そこから生じた相手のルーズボールを徳原(経4)と大屋(法2)が繋ぎ、得点に結びつけます。この流れに乗るべく積極的に攻めるも、なかなか得点まで行かずもどかしい時間帯が続きます。ペナルティースローを8分間に3回取られるなど厳しい状況に陥るも、GK善野がうち2本を止める好プレーにより、優位に試合を進めます。しかし、徐々に追い上げられ最後5秒、善野が止めたルーズボールを相手に取られゴールに叩き込まれてしまい、10－9で前半を折り返します。
　後半26秒、井上(商4)がその安定したサイドシュートで先制するも、58秒、すぐに返されてしまいます。何としてもリードを保つべくDFも粘るが、OFで点を決めることができません。そして5分過ぎ、ついに同点を許してしまいます。両者ともリードを許さない状態が続くが、10分と12分過ぎに高橋が逆サイドシュートを決め、また昆野(理3)が奪った7mスローを大屋が着実に得点し、再度差を広げていきます。DFも呼応するように相手のミスを誘発し4点差まで再び引き離すも、20分過ぎ逆速攻から2点連続で失点すると、徐々に相手のペースに飲み込まれていきます。カットからの逆速攻による失点を繰り返し、28分にとうとう逆転を許してしまいます。1点を返すも、本試合中に取り損ね続けたルーズボールを再度叩き込まれ、最後に取られたノータイムシュートが決まり21－23で試合終了を迎えました。
 　GK善野の好セーブに何度も救われるも答えられず、また同じミスを試合中に修正できない弱さが露呈した悔しい敗戦となりました。春季リーグ戦は終わったものの、この課題を6月末の甲南定期戦では繰り返さぬよう、気を引き締めなおし日々練習に励もうと思います。
　本試合をもって春季リーグ戦の試合は全て終了し、3勝3敗0分で2部Bリーグの4位という結果となりました。たくさんのご声援ありがとうございました。
　試合結果は以下の通りです。

○義塾 21(10-9,11-14)23 横浜市立●

［得点者］:井上9、大屋4、高橋3、昆野3、大室2

　※詳細はhttp://www.keio-handball.com/をご覧ください。

[文責：木下]