慶應義塾体育会

6月29日(木)、阿須運動公園ホッケー場において第36回全日本大学ホッケー王座決定戦第1戦 北海道大学戦が行われました。

＜結果＞

第1戦　○慶應 3-1 北海道大学

＜戦評＞

TEAM2017の目標の1つである「全国ベスト8」を達成するためには、必ず勝たなくてはならない試合でした。5月に終えた関東リーグでの反省を踏まえて、約1ヶ月間練習を重ね、春の集大成として臨みました。

開始直後は義塾が流れを掴み、ボールを保持し続けます。しかし6分、相手に自陣25ydから打ち込まれたボールをゴール前でダイレクトで押し込まれ、失点し、スコアを0-1とします。ここから切り替えたい義塾は、10分♯26内藤(経2)がPCを獲得すると♯10三宅(経3)のストレートが決まり、1-1と追いつきます。その後も攻めの姿勢は続き、PCを2本獲得しますが、決め切ることができないまま前半を引き分けで折り返します。攻撃的な布陣に変えて後半に臨んだ本塾は、18分♯2茂木(経4)のボールを♯8山崎(商3)がサークルトップで受け、そのままリバースヒットで得点し、2-1とします。そして、試合終了間際その日10本目のPCを獲得すると、♯10三宅のストレートから、最後は♯5石田(文4)が押し込み3-1とし、そのまま試合が終了します。

この試合の勝利によって、無事目標に掲げた「全国ベスト8」を達成することができました。しかし、得点のチャンスは幾度もあったにも関わらず、それを結果に結びつけることができず、また先制された後も相手の攻撃に対して修正ができない部分も多く、苦しい展開の試合となりました。秋以降の試合に向けて、いかに日頃から試合を意識して練習に臨むかが大切だということを痛感する機会となりました。