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準硬式野球部/福島県いわき市において夏季合宿を行う

CATEGORY:イベント 2014/08/27

 準硬式野球部は、8月9日(土)~8月16日(土)の期間、福島県いわき市において夏季合宿を行いました。

 秋季リーグ戦で優勝をするためには、濃密に練習できる合宿は必要不可欠で、そのことを踏まえ、今回の合宿は気候を含め、練習に打ち込める環境を求めて、合宿地を従来の静岡から変更することになりました。合宿地を福島に決断したのは、弊部OBとの繋がりがあったことがきっかけでした。そこから、慶應義塾の「敢為の精神」に照らし合わせ、福島で合宿を行うことで、震災後に風評被害に悩む福島県に対する復興支援の一助としたいという考えもあり、決断に至りました。

 今回の合宿を行うにあたり、殆どの部員が初めて行くことになる福島に対して期待と不安を持っていましたが、実際福島に到着すると、最高の環境がそこにはありました。涼しく過ごしやすい環境のお陰で部員一人一人が長時間の練習でも集中して取り組むことができ、また、施設の貸与を始め、地元の方々の多大な支援を受けることで効率的に練習を進めることが出来ました。

 合宿2日目には、福島のリトルリーグ向けに我が部主催の野球教室を行い、福島の人々の温かさに触れることができ、地元の子どもたちとの交流では、「また来てね」と嬉しい言葉をいただけました。また、この野球教室の様子は、地元の新聞で取り上げて頂き、福島の多くの方々に慶應義塾體育會準硬式野球部の存在を知って頂く貴重な経験となりました。さらに、同2日目には被災した地域を見学し、部員全員が直接被災地を目にし、各々が震災について考える貴重な経験となりました。

 合宿中の練習は、先述の通り、多くの方々の支援を頂けたことにより大きな球場で伸び伸びと行うことができました。また、他球場の屋内ブルペンも貸与して頂けたことで、非常に効率良い練習を行うことができました。さらに、雨天時でも最低限の練習が出来る場所を確保して頂き、雨天が多く天候に恵まれなかった今回の合宿でもしっかりと練習を行うことが出来ました。そして合宿の最終日には、いわき三田会の方々とお話しする機会を設けて頂き、義塾社中の繋がりの深さを感じることができました。

 以上のように、福島で合宿を行えたことは、非常に良い経験となりました。この合宿の経験を活かして、今月末から始まる秋季リーグ戦では絶対に優勝という良い成績を残したいと思います。最後になりましたが、ご支援頂いた福島県の方々、関係各位に厚く御礼を申し上げます。

 今後とも応援を宜しくお願いいたします。

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▲野球教室にて指導を行う
曽根弘信コーチ
▲野球教室 集合写真
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▲練習風景 ▲部員集合写真