慶應義塾体育会

　10月26日に、慶應義塾高等学校地下体育館において、「オール慶應空手祭創部90周年記念演武会」が行われました。
　創部当初から開催されているオール慶應空手祭は、試合組手が競技として無かった時代に、試合をする場を設けようと、大会を企画したことから始まりました。現在では、幼稚舎生からOB・OGまでが一同に会し、日頃の稽古の成果を披露する空手部の伝統行事となっています。
　本年は体育会空手部が創部90周年を迎え、特別演武などを含めた記念式典として「オール慶應空手祭　創部90周年記念演武会」が行われました。
　午前は、幼稚舎生から大学生までの組手、形の試合が行われ、試合組手競技の三田杯争奪戦では、男子が木村爽君(志木高3)、女子は金森夏美君(環2)が優勝致しました。形競技の優勝杯争奪戦では、男子が山中健史君(医1)、女子は櫻庭里嘉君(環3)が優勝しました。
　午後は、創部90周年記念演武会に移り、学生や、8000回以上の稽古回数を数えるOBによる稽古「木曜会」の先輩方による、団体形特別演武などが行われました。また、予てより三田空手会と交流があり、フランスで様々な武道をされているシリル氏ご一行による形や分解の演武、試割りなどが行われ、盛会の中、閉会いたしました。

▲開会式での奈藏宣久三田空手会会長による挨拶	▲第58回全日本学生空手道選手権大会3位を獲得した中嶋俊文(政3)による形演武
▲「木曜会」の先輩方による団体形特別演武	▲閉会式後の集合写真