慶應義塾体育会

5月19日、開智望小学校体育館にて関東学生ハンドボール春季リーグ第6戦文教大学戦が行われました。

＜戦評＞

春リーグ最終戦。相手は文教大学。義塾が勝利の場合、義塾が残留、引き分け以下の場合、文教大学の残留が決まる、両校にとって重要な一戦となりました。
前半立ち上がり、相手のDFの裏を使い、吉田(環3)のポストパスから秋元(経4)のシュートや、南(政3)の得意のカットインで連続得点し、7-2と良い流れでスタートします。その後も相手にほぼ連続得点されることなく自分たちのペースを保ち、前半を12-9で折り返します。迎えた後半。自分たちの流れを作り、逃げ切りたいところであったが、相手の修正された1-5DFに阻まれ、なかなか得点に繋がりません。立ち上がり3連続失点を許し、同点になります。その後も、相手の攻撃的な1-5DFで義塾のOF でのミスからそのまま速攻で得点され、後半12分には相手に逆転を許します。しかし、「2部Aリーグ残留」に強い気持ちを持つ義塾は、諦めず食らいつきました。後半16分にGK大喜多(法4)が相手のペナを止めるビッグセーブを見せたり、苦しい場面で藤井(商2)が公式戦初得点を決めたり、義塾に流れを引き寄せました。また、OFでうまく得点までもっていけない中、勝利への強い気持ちがペナルティーシュート獲得に繋がり、プレッシャーのかかる場面でエース南が落ち着いてシュートを決めました。苦しい状況の中で、3連続得点し、なんとか同点に追いつきました。そして、後半29分義塾が得点し19-18になります。最後の1プレー、１年生GK黒沼(経1)が相手のサイドシュートを落ち着いて止め、義塾が勝利を収めました。
苦しい試合展開ではあったが、接戦をものにし、勝利に繋げられたことは、チームとして大きな自信となりました。
しかし、春リーグの目標としていた「3勝」には遠く及ばない結果となりました。リーグを通して多くの課題が見つかったので、今後の試合に向けて、さらに精進します。

[文責：西村]

＜スターティングメンバー＞

西村、秋元、吉田、南、小島、中野、GK黒沼

＜途中出場者＞

GK大喜多、藤井

＜得点者＞

秋元3、吉田7、南7、藤井1、中野1