慶應義塾体育会

〇結果
〈団体戦〉優勝　
各学年のベストタイム
本塾4年　37秒405　　早稲田大学4年　36秒716
本塾3年　37秒370　　早稲田大学3年　37秒131　　　　
本塾2年　37秒199　　早稲田大学2年　36秒435
本塾1年　29秒106　　早稲田大学1年　32秒672　
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合計タイム　
義塾　2分21秒080　　早稲田大学　2分22秒954　

〇戦評　　
　去る12月5日(土)、慶應義塾大学日吉キャンパス自動車部練習場にて、2020年度早慶対抗ジムカーナ定期戦が開催されました。
　今年度初のスピード競技である本大会は、部員全員が出走する数少ない団体戦であります。団体順位は各学年で最も速かった者のタイムを合算し、合計タイムで競います。なお、昨年までは1年生から4年生まで同じコースを走行しておりましたが、今年は1年生のみサイドターンセクションのないコースでの出走となりました。
　午前の第1ヒートは、全体の第1走者を務めた松坂(法4)が降りしきる雨の中、安定した走りで39秒台をマークします。その後出走した法師山(理4)が38秒台を残し、続く坂田(環3)、菰田(経2)、小野(文2)も37秒台という個人優勝圏内の好タイムを記録します。また、1年生コースで出走した後藤(商1)は2位に2.5秒以上差をつける完璧な走りを魅せました。
　そして第2ヒート、雨は弱まりましたが、依然路面コンディションの悪い中での出走となりました。第1走者を務めた松坂が37.4秒を記録しますが、早稲田の4年生トップに0.6秒の遅れをとります。続く坂田、小野も午前の出走よりもタイムアップしたものの、早稲田のトップには惜しくも届きません。
　そして迎えた1年生の部、早稲田を大きく突き放したのは後藤の活躍でした。後藤は1年生ながら元気のよい走りで29.1秒を記録し、団体優勝を引き寄せました。
　結果は、団体戦では義塾が念願の優勝を果たし、昨年度に続き二連覇を成し遂げました。男子個人の部では、小野が4位、坂田が5位入賞、新人の部では後藤が堂々の優勝を果たしました。
　全体を通して、ミスコースなども少なく、部員全員が堅実で力強い走りをすることが出来ました。今大会は正しく「総力戦」での勝利であったと言えます。1年生から4年生まで全部員が自らの力を出し切り優勝という結果を残せたことを誇りに思います。
　本年度は、出場大会全てで優勝を果たし、現在三連勝と大躍進を遂げております。この勢いそのままに、最後のジムカーナ記念大会でも優勝出来るよう部員一同全力で闘い抜きます。今後とも、多大なるご指導ご鞭撻を賜りますよう、宜しくお願い申し上げます。