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【体育会創立125年記念シンポジウム】「大学における文武両道とは」開催のご報告

CATEGORY:イベント 2017/06/09

慶應義塾体育会は2017年に創立125年を迎え、「学生スポーツの未来を担う」というスローガンのもと、6月3日(土)慶應義塾大学三田キャンパス南校舎ホールにおいて、「大学における文武両道とは」をテーマとする記念シンポジウムを開催いたしました。

記念シンポジウムは、加藤貴昭慶應義塾体育会副理事がモデレーターを務め、長谷山彰慶應義塾長・体育会会長による挨拶で始まりました。

元塾長でもある安西祐一郎全国大学体育連合会長による「これからの大学スポーツ」と題した基調講演では、大学スポーツの振興は国全体の課題であり、慶應義塾に求められている役割は大きい、という力強いメッセージが込められていました。

続くパネルディスカッションでは東京大学、早稲田大学からもそれぞれの教授と学生に登壇いただきました。中澤公孝東京大学大学院総合文化研究科教授からは「文武別道」である現状への問題提起があり、石井昌幸早稲田大学スポーツ科学学術院教授からはWAP(Waseda Athlete Program)という新たな教育プログラムの取り組みをご紹介いただきました。須田伸一慶應義塾体育会理事は、体育会学生を「特別扱いしない」という慶應義塾の伝統的な姿勢を話されました。また、各大学の学生の皆さんには自身の学生生活について率直に発言していただきました。

シンポジウム会場には、来賓、塾員、塾生、一般からの聴講者あわせて約350人が来場し、最後の質疑応答では様々な意見が寄せられました。

閉会にあたり加藤体育会副理事より、12月2日(土)に開催予定の学生主体の記念シンポジウムも含め、今後の大学スポーツのあるべき姿について引き続き議論を進めることが約束され盛況のうちに閉会いたしました。

当日の様子は慶應義塾ホームページからもご覧いただけます。

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▲開催当日の受付の様子 ▲来場者へ配られた配布資料
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▲長谷山慶應義塾長、体育会会長による挨拶

▲安西祐一郎全国大学体育連合会長による基調講演

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▲東京大学パネリスト
(左:中澤公孝教授 右:三木豪君)
▲早稲田大学パネリスト
(中央:石井昌幸教授 右:南野智美さん)
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▲慶應義塾大学パネリスト
(左:須田伸一体育会理事 右:宮脇花綸君)
▲来場した現役学生達
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▲パネルディスカッションの様子① ▲パネルディスカッションの様子②

 

撮影:井上 悟