結果

全日本学生ダートトライアル選手権、11年ぶりの男子団体の部優勝

CATEGORY:自動車部             2011/08/07

日程 2011/08/07
結果 男子団体の部 優勝
場所 テクニックステージタカタ

 8月7日(日)、全日本学生ダートトライアル選手権大会が2年ぶりに広島県のテクニックステージタカタで開催されました。
今季は7月の全関東ダートトライアル選手権を制すことができましたが、決して油断をすることのないよう、大会3日前から広島に入り短期集中で練習に励みました。選手は、全関東戦と同じく文屋(文4)、古賀(理4)、伊藤(理3)の3名で試合に臨み、試合車は、全関東戦と同じDC2ホンダインテグラタイプRを使用しました。

 試合当日は、快晴の空のもと試合開始時刻を迎えました。本塾は古賀、伊藤、文屋という出走順で臨みました。選手3人はまず1本目は確実に記録を残すという作戦通り、ラインを重視する丁寧な走りで1本目を走りきり、午前終了時点で2位の東海大学にわずか0.2秒の差で団体1位につけました。

  試合開始時に比べ路面状況はさほど変化はありませんでしたが、選手はタイムアップを図るべく、昼休みに入念に完熟歩行を行いました。午後、第1走者の古賀は大胆にコースを攻め、午前より約2.5秒速いタイムを残し、この時点で個人2位に入ります。続く第2走者の伊藤は乾いてきたコンディションの路面を果敢に攻め、古賀とほぼ同じ好タイムをたたき出しました。これにより団体タイムを大きく伸ばして東海大学との差を約1.5秒に広げました。

 第2走者の走行後、各校のエースが揃う第3走者の走行前に埃を防ぐためコースに散水が行われました。本来であれば各校のエースが続々とタイムを伸ばすこ とが予想されましたが、各校とも濡れた路面に足元をすくわれ、思ったようにタイムを更新することができません。優勝を争う東海大学の第3走者もタイムを更新できず、この時点で本塾の団体優勝が確定しました。最終走者の文屋は最後に個人優勝を目指して全開走行を試みましたが、滑りやすい路面に思うようにタイム を伸ばせず、それでも午前から1秒ものタイムアップを図り、古賀・伊藤とほぼ同じタイムをたたき出し、本大会では11年ぶりの優勝を果たしました。個人の部では古賀が準優勝、伊藤が4位、文屋が5位入賞と全員が入賞しました。全日本戦のスピード競技で選手3名全員が個人入賞したのは、創部以来初の快挙です。

 本大会でこのような団体優勝および個人全員入賞を果たすことができたのは、合理的な練習の積み重ねに加え、先月の全関東ダートトライアル大会の時よりもさらに成長したチームのサポート体制やピット作業など、部員全員が一丸となって戦うことができたからに他なりません。
  8月27日から開催される全日本学生ジムカーナ選手権大会でも、本大会で得られた経験と成長したチームの総合力を生かして、念願の団体優勝を目指して臨む所存です。

(自動車部主務 文屋善貴)

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▲国内屈指のダートコースを疾走する本塾の試合車 ▲男子団体の部優勝の表彰を受ける主将の木藤
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▲出場選手全員が個人の部で入賞を果たした ▲今年全勝の結果を残している自動車部のメンバー一同