慶應義塾体育会

　11月23日（土）に神奈川県の伊勢原射撃場において平成25年度早稲田大学・慶應義塾大学定期戦が開催されました。

　本定期戦は本塾射撃部員にとって究極の目標であり1年の締め括りとして全力で望む試合であり、全部員が今年度最高の結果となるべく死力を尽くしました。また、本大会は各種目のレギュラー3名ずつの合計点で競うものであり、以下の結果となりました。

  50mライフル伏射60発競技においてはレギュラーである内田(経4)、斎田(環4)が安定した実力を発揮し、それぞれ576点で1位、569点で2位という素晴らしい成績となりました。3人目のレギュラーである浅野(理4)は557点と点数が伸びなかったが、3人の合計点で種目別優勝を果たしました。加えて荒川(商3)も566点で3位に入り、本種目個人において本塾は入賞を独占しました。

　50mライフル三姿勢60発競技においてはレギュラーで主将の佐野(理4)が551点の自己新記録で1位に入賞し最後の試合にふさわしい結果を残せました。また、渡辺(経2)もレギュラーとして550点で2位に入賞するなどこちらもなかなかの結果となりました。レギュラーの奈良部(理4)は539点とまずまずの点であった。加えて3年次期主将の十文字(理3)も549点で4位と入賞間近であり、来年以降も引き続き健闘が期待できます。

　10mエアライフル立射60発競技においてはレギュラー池田(理3)が575点で2位、これまで順調に記録を伸ばしていた竹下(経2)は560とあまり成績が振るわなかったものの、1年にしてレギュラーを勤めた小野澤(法1)が571点で4位とこちらもまずまずの結果となりました。本定期戦においては棚川(経2)が568点と大きく成績を伸ばし、自己新記録で今年を締めくくりました。三者ともに来年以降の更なる成長が期待されます。
 
　本定期戦において本塾は50mライフル伏射60発競技において種目別優勝、50mライフル三姿勢60発競技、10mエアライフル立射60発競技において2位となり、総合団体で5048点と優勝をおさめ、5036点の早稲田大学に対し僅差ではあったものの、勝ち越しを決めました。本定期戦においても50mライフル伏射60発競技における本塾の強さが遺憾無く発揮されたが、その強さが引退する4年生に依るところがある以上、来年以降いかにこの強さを維持していくかが本塾射撃部にとっての課題となるでしょう。

　また、本大会の結果は射撃部ホームページをご参照ください。

（主務　野島翼）

▲試合前に若き血を歌う部員一同	▲立射姿勢で射撃をしている主将の佐野
▲試合後の部員集合写真	▲試合後の部員とOB/OGの集合写真