慶應義塾体育会

　12月8日（土）、早稲田大学戸山キャンパス記念会堂において第57回早慶ボクシング定期戦が開催されました。

　オープン戦には、F級前木（経2）が出場。お互い手数が多く激闘でしたが、パンチをもらった数の多い前木の判定負けという結果になりました。続く本戦には、F級松井（法2）、B級宮本（法2）、B級田中_和（総1）、L級田中_大（政4）、L級友野（経3）、LW級梅津（商1）、LW級三浦（商3）の7名が出場しました。

　1戦目、F級松井（政2）は、試合開始30秒で偶然によるバッティング。ゴング直後からの勢いのある動きが功を奏して、判定勝ち。続くB級宮本（法2）は、キャリアのある相手に対し粘り強く挑みましたが、相手のキレの良いパンチに何度かダウンを奪われ、TKO負け。同じくB級田中_和（総1）は、落ち着きを保ち、相手をよく見て果敢に手数を繰り出しました。相手からダウンを奪えなかったものの、大きく差を付けて判定勝ち。L級田中_大（法4）は、自分のスタイルを貫いていたが、ガードが空いた隙に相手の鋭いパンチが入りKO負け。同じくL級友野（経3）は、試合開始から終了まで変わらぬ勢いで手数を出し続けて相手に攻め込み、かなり気迫ある試合をすることができ判定勝ち。LW級梅津（商1）は、ガードをしっかりあげ、相手をよく見て攻めることが出来ました。両者ともに良いパンチをもらい合ってはいたものの、結果は判定勝ち。ここで早慶戦における勝利が決定し、勢いに乗りたいLW級三浦（商3）であったが、開始10秒で相手のフックが見事に入ってしまい、大きくダウン。試合続行を希望したものの、叶わずKO負けとなりました。

　第57回早慶ボクシング定期戦は、4勝3敗で勝つことができ、これまでの4連敗を食い止めることが出来ました。これは日頃から早慶戦を意識した練習と、部全体の勝利への執着心による成果であると思います。しかし、ボクシング面ではまだまだ課題があるということを思い知らされる試合でした。この試合の反省点を必ず克服し、来年度のリーグ戦優勝、早慶戦勝利に向けてさらに精進を重ねて行きたいと思います。

【詳細結果】
＜オープン戦＞
F級　前木　×　pts(0-3)　〇　重井選手

＜本戦＞
F級　松井　　◯　pts (2-1) ×　原田選手
B級　宮本　　×　TKO    ◯　山崎選手
B級　田中_和　◯　pts(3-0)　×　佐藤選手
L級　田中_大　×　KO　　　◯　江口選手
L級　友野　　◯　pts(3-0)　×　高橋選手
LW級　梅津　◯　pts(2-1)　×　淡海選手
LW級　三浦　×　KO　　　◯　伊藤選手

▲F級・松井	▲B級・田中和	▲L級・田中大前主将

▲L級・友野主将	▲　本塾・早慶戦勝利決定の瞬間

▲試合終了後の集合写真