結果

第48回少林寺拳法早慶定期戦

CATEGORY:少林寺拳法部          2013/12/08

日程 2013/12/08
結果 本塾3(1)-2(1)早稲田大学
場所 矢上体育館

 12月8日(日)に、矢上体育館において第48回少林寺拳法早慶定期戦が開催されました。早慶定期戦は、防具を装着し、実践的に行う「運用法」の試合であり、「技あり」のポイントをより多くとった方の勝利となります。大会は1年生で構成される「新人戦」と、2、3年生で構成される「本戦」があり、ともに団体戦での勝負となります。結果、新人戦では0勝3敗1分け、本戦では3勝2敗1分けとなり、本塾が勝利を収めました。

 本戦先鋒を務めた2年生エースの鶴田真(商2)が鋭い中段回し蹴りを武器に、相手から4点を取るという非常に勢いのある試合を見せ、先鋒の役目である慶應の流れを作りました。続く2試合目は、同じく2年生の小幡晋也(法2)が出場。自分より段位の高い選手を相手に落ち着いた戦いを見せ、本塾の失点を防ぎました。3試合目、柳橋沙奈(看3)が中堅を務めました。緊迫した試合の中、得意とする中段回し蹴りで先制点を取るも、最後の最後に逆転を許し、惜敗を喫しました。

 試合の流れを大きく左右する副将戦を務めたのは、早慶戦本戦出場2年目の実力を持つ景山港(経3)。先に2点を相手に許すも、決して焦らず相手にプレッシャーを与え続け、わずかな隙に強力な回し蹴りを合わせ1点返しました。景山は、チームを引っ張る3年生として最後の最後まで全力で攻め続けましたが、あと一歩及ばず惜敗。両校のトップが対戦する大将戦に出場したのは、全日本学生王者であり、本塾少林寺拳法部主将を務める神本恭介(政3)。ここで負けたら慶應の勝利はないという厳しい状況下、いつも以上の冷静さを保ち自分の試合を組み立てました。応援している皆が「今だ!」と思った瞬間、大きな1点を取り勝利しました。

 本戦の結果は2勝2敗1分けとなり代表戦が行われることとなりました。代表戦には引き続き主将神本が出場し、白熱した試合を行いましたが、決着が付かず、サドンデスを迎えました。会場が緊張に包まれる中、慶應を応援する皆の思いを背負う神本は、相手が体制を崩した一瞬を逃さず、素早い強力な回し蹴りを相手の中段に決め、慶應を勝利へと導きました。

 早慶戦という大舞台で慶應が勝利を収めましたが、これに慢心することなく、今後も全部員が更なる理想の姿を目指し鍛錬研鑽に励み、来年こそは早稲田大学に大差をつけての勝利となるよう精進していく所存です。

 皆様、応援ありがとうございました。

【試合結果】
新人戦 0勝3敗1分け
本戦  2勝2敗1分け 代表戦にて本塾の勝利                                

(少林寺拳法部主務 三宅優斗)

38_20131208_01.JPG 38_20131208_02.JPG
▲中段回し蹴りを決める2年エース 鶴田 ▲代表戦にて勝利を決めた神本主将
38_20131208_03.JPG 38_20131208_04.JPG
▲勝利を決めて喜ぶ部員 ▲新人戦に出場した1年生
38_20131208_05.JPG 38_20131208_06.JPG
▲本戦に出場した2,3年生 ▲少林寺拳法部集合写真