慶應義塾体育会

　5月18日（日）、初夏の暖かい天候に恵まれる中、日吉陸上競技場にて第22回早慶ラクロス定期戦が開催されました。現在、慶應は早稲田に7連勝中であり、伝統の一戦である早慶戦。リーグ戦日本一に繋げるべく、確実に勝利を収めて8連勝したいところです。

　前半開始。早稲田のファールにより一本目のドローをものにした慶應は#38細田の強い1on1により試合開始1分で先制点を決めます。しばらくターンオーバーが続き、慶應のゴール付近までボールを運ばれてしまいます。しかし、確実にボールを奪い返し、AT陣の1on1や早稲田DFへの仕掛けを利用し、4-0まで差をつけます。その後、DFの時間が長く続くが、慶應の鉄壁のDFは早稲田にシュートを打たせることはなく、MD陣が確実にクリアを繋ぎ、早稲田のゴールまで運びます。前半終了直前になり、早稲田にフリシューのチャンスを与えてしまうが、終始慶應ペースのまま、6-0で前半を折り返します。

　後半開始。再びドローを取り、慶應の攻撃が始まります。攻めている時間が長くなり、フリシューのチャンスを得るが、決めきれず、早稲田ボールとなってしまいます。ハーフラインから慶應ゴール側のリストレライン付近までのロングパスを出され、そのままの勢いでシュートを打たれ、この試合で初めて失点を許してしまいます。その後も6-2まで追い上げられ、早稲田にペースを持っていかれがちになります。クリアを繋いで慶應にも攻撃のチャンスが巡ってくるが、決め切れず、再びターンオーバー。ゴール前が空いた隙をつかれ、シュートを入れられてしまいます。その後ようやく1点を追加するものの、そのまま試合が終了しました。

　前半6-0と圧倒的に慶應が流れを制し、後半の悪い流れに耐え忍んだ慶應は伝統の一戦である早慶戦に7－3で勝利し、見事8連覇を収めました。リーグ戦日本一に向けて幸先の良い勝利でしたが、一人一人が強くならなければいけないことを実感した試合でもありました。試合を観に来て下さったOGの皆様、応援してくださった皆様、ありがとうございました。

▲白熱した試合の様子	▲早稲田に勝利し、8連覇を達成