慶應義塾体育会

　6月7日（土）、第72回早慶バスケットボール定期戦が開催されました。本年度は日吉記念館での開催で、3000名近くの来場者により、満席立ち見となりました。

　昨年まで3年連続で勝ちを逃していた義塾は、今年度春シーズン最大の目標として「慶早戦勝利」を掲げました。義塾女子は惜敗を喫しましたが、その善戦の余韻で会場の熱気が増す中、運命の一戦を決する男子戦のトスアップを迎えました。

　義塾が先制点を奪い、最高の立ち上がりでリードするも、早稲田もその後得点を重ね、前半を1点リード（31-30）で折り返します。しかし、後半に入ると、義塾の激しいディフェンスからの速攻が炸裂。主将の伊藤（環4）、大元（環3）を中心とした得点でリードを奪います。しかし、早稲田もそのまま黙ってはおらず、3P攻勢による猛攻を見せ、2桁あった点差は最終ピリオド中盤に5点差となってしまいました。ここで勝負を決めたのは、やはり義塾の4年生でした。主将＃4伊藤の3P、副将＃5吉川（環4）のドライブ、＃6権田（政4）のルーズボールにより再び2桁差にリードを広げ、84-71で義塾が4年ぶりに悲願の慶早戦勝利を勝ち取りました。

　今回の勝利を弾みに、秋に控えるリーグ戦でも勝利を積み重ねるべく、部員一同精進していく所存です。今後ともご声援のほど宜しくお願いいたします。

▲正確なジャンプシュートを 放つ権田	▲巧みにゴールに向かう 副将・吉川	▲チームを勢いづける 3P を放つ大元

▲閉会式にて、優勝カップを受け取る 主将・伊藤	▲閉会式終了後、部員揃って 笑顔の集合写真
	（写真提供：BOJ魁生佳余子）