結果

第70回全日本大学野球選手権記念大会

CATEGORY:野球部               2021/06/07

日程 2021/06/07〜13
結果 義塾 1位
場所 明治神宮野球場
部のウェブサイト http://baseball.sfc.keio.ac.jp/

6月7日(月)~6月13日(日)に第70回全日本大学野球選手権記念大会が東京ドーム・明治神宮野球場にて開催されました。

<6月9日(水) 二回戦 ○慶大 4 - 2 和歌山大>

二回戦 対和歌山大学戦は、1回表、一死から渡部遼(環4)が中前安打で出塁するも、後が併殺打に倒れ先制点には至りません。先制点が欲しい打線は3回表、先頭・橋本典(環4)が内野安打で出塁し、犠打で一死二塁の好機を作ると、ラストバッターの朝日(環3)が左越え二塁打を放ち、1点を先制します。しかしその裏、二死から失策で出塁を許すと、続く打者に左中間への適時二塁打を放たれ、同点に追いつかれます。直後の4回表、中澤慎(商4)が右前安打を放つなど二死一三塁の好機を作るも、後が打ち取られ得点には至りません。両校走者は出すものの、両投手が粘りのピッチングを見せ、スコアボードには0が並びます。試合が再び動いたのは7回表。先頭・中澤慎が四球で出塁し、犠打で一死二塁の好機を作ると、新美(政4)が適時二塁打を放ち、勝ち越しに成功します。なおも、暴投と四球で一死一三塁とすると、代打・古川(環3)が中前安打を放ち、1点を追加します。さらに、一死一三塁から渡部遼の犠打で、この回3点を奪います。しかし8回裏、7回1失点と好投した先発・森田(商4)に代わって登板した渡部淳(政3)が、死球を許すなど二死一塁とされると、適時二塁打を放たれ1点を返されます。2点差で迎えた9回裏、二死から二塁打を放たれるも後を右飛に打ち取り、4-2で勝利致しました。

 

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9

慶大

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0

1

0

0

0

3

0

0

4

和歌山大

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0

1

0

0

0

0

1

0

2

 

<6月10日(木) 準々決勝 ○慶大 5 - 3 関西学院大>

準々決勝 対関西学院大学戦は、初回、先頭が敵失で出塁し、犠打などで一死一三塁の好機を作ると、正木(政4)の犠飛で1点を先制します。なおも、二死一塁から盗塁を決め得点圏に走者を進めると、福井(環4)の中前安打でさらに1点を追加し幸先の良いスタートを切ります。しかし2回裏、先発の増居(総3)がレフトへの本塁打を浴び1点を返されます。2回から4回までは相手エースを前になかなか走者を出すことが出来ません。4回裏、先頭に本塁打を放たれ同点に追いつかれます。流れを取り戻したい直後の5回表、四球と渡部遼、下山(商3)の連打などで一死満塁の好機を作ると、押し出しの死球と犠飛で2点を追加し勝ち越しに成功します。さらに6回表、先頭の橋本典が中越え三塁打を放つなど一死一三塁とすると、犠飛で1点を加えます。しかし7回裏、ここまで好投を続けていた増居が、先頭に左前安打を許すなど二死三塁の窮地を招くと、適時二塁打を放たれ2点差に詰め寄られます。8回裏、代わった橋本達(環3)が先頭に出塁を許すも、後続を2つの空三振と中飛に抑え流れを渡しません。2点リードで迎えた9回裏、左前安打と四球などで二死一二塁の窮地を招くも後を中飛に抑え、5-3で勝利致しました。

 

1

2

3

4

5

6

7

8

9

慶大

2

0

0

0

2

1

0

0

0

5

関西学院大

0

1

0

1

0

0

1

0

0

3

 

<6月12日(土) 準決勝 〇慶大 10 - 6 上武大>

準決勝 対上武大学戦は、初回、先発・森田が2つの見三振、三ゴロと上々の立ち上がりを見せます。3回裏、一死から下山が内野安打で出塁すると、四番・正木がレフトへの本塁打を放ち2点を先制します。しかし5回表、先頭に二塁打を許すなど一死三塁とされると、内野ゴロの間に1点を返されます。さらに6回表、一死から連打を浴びるなど二死満塁の窮地を招くと、痛恨の満塁ホームランを浴び逆転を許します。反撃したい打線はその裏、先頭・廣瀬(商2)が二塁打を放つなど一死三塁とすると、北村(総3)の犠飛で1点を返します。7回裏、渡部遼が本日猛打賞となる安打を放つなど無死一二塁の好機を作ると、下山の適時打で1点差に詰め寄ります。なおも無死一二塁から相手の悪送球の間に1点を追加し、同点に追いつきます。さらに一死二塁から福井が適時打を放ち、逆転に成功します。しかし直後の8回表、先頭に左前安打を許すなど二死二塁とされると、適時打を浴び試合は振り出しに戻ります。勝ち越しを狙う打線は8回裏、石川(法4)の内野安打などで二死二三塁とすると、正木が値千金の適時打を放ち2点を勝ち越します。なおも二死一二塁から廣瀬の適時三塁打でさらに2点を追加し、二桁得点に成功します。4点リードで迎えた9回表、前の回からマウンドに上がった橋本達が相手打線を三者凡退に仕留め、10-6で勝利致しました。

 

 

1

2

3

4

5

6

7

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9

上武大

0

0

0

0

1

4

0

1

0

6

慶大

0

0

2

0

0

1

3

4

x

10

 

<6月13日(日) 決勝 〇慶大 13 - 2 福井工業大>

決勝戦 対福井工業大学戦は、1回表、二死から敵失で出塁すると、四番・正木がバックスクリーンへの本塁打を放ち、幸先よく2点を先制します。その裏、四球、右前安打などで二死一三塁の窮地を招くも、後を右飛に打ち取ります。4回表、先頭・北村が二塁打を放つなど、一死三塁とすると、橋本典の犠飛で1点を追加します。なおも、朝日の二塁打などで二死二三塁とすると、廣瀬の内野安打と敵失の間にさらに2点を奪います。5回表、右前安打、中前安打などで一死一三塁とすると、橋本典の犠飛で1点を追加します。しかし直後の5回裏、一死から四球を許すと、適時二塁打で1点を返されます。なおも、二死三塁とされると、適時打を浴び、この回2点を奪われます。流れを渡したくない打線は6回表、中前安打、四球などで二死一二塁とすると、正木の適時打で1点を追加します。なおも、二死一三塁とすると、猛打賞となる北村の適時打でさらに1点を加え、相手を突き放します。7回裏、先発・増居に代わった生井(総3)が一死から四球を出すも、後続を二ゴロ、空三振に仕留め、反撃の隙を与えません。すると、9回表、新美の二塁打と2つの四球などで二死満塁とすると、渡部遼の適時打で2点を追加します。なおも、二死一三塁とすると、下山の3点本塁打でこの回5点を奪い、2試合連続で二桁得点を記録します。その裏、代わった橋本達が3つの空三振に仕留め、13-2で勝利致しました。

 

1

2

3

4

5

6

7

8

9

慶大

2

0

0

3

1

2

0

0

5

13

福井工業大

0

0

0

0

2

0

0

0

0

2

第70回全日本大学野球選手権記念大会におきまして、弊部は34年ぶり4回目の優勝を果たしました。
なお、最高殊勲選手賞に正木、最優秀投手賞に増居、首位打者賞に渡部遼が選出されました。

春季リーグ戦、全日本大学野球選手権記念大会において、多大なるご支援、ご声援を賜りました皆様に心より御礼申し上げます。今後とも義塾野球部にご声援の程よろしくお願い致します。

【全日本大学野球連盟 ウェブサイト】

https://www.jubf.net/alljapan/index.html

 

【慶應義塾体育会野球部 ウェブサイト】

http://baseball.sfc.keio.ac.jp/

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和歌山大学戦で2本の二塁打を放った朝日(3)

 関西学院大学戦で三塁打を放った橋本典(4)
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▲上武大学戦で4打点の活躍を見せた正木(4) 福井工業大学戦で3点本塁打を放った下山(3)