慶應義塾体育会

　5月16日(日)より開幕した第30回東京都女子サッカーリーグ戦1部は、12月19日(日)をもって全節が終了しました。最終節の対戦相手である昨年度王者のスフィーダ世田谷FCは今年度も第8節終了時点で暫定首位となっており、暫定2位の義塾が優勝する為には8点差以上を付けて勝利することが絶対条件でした。
　最終節の試合内容は、義塾らしい気持ちのこもった戦いとなりました。前半16分に中山（環2）からのスルーパスを受けた石原（環1）がサイドネットに流し込み先制点を奪うと、その後も中山、石原の両エースが次々に点を重ね3－1で前半終了。しかし後半はなかなかチャンスを作り出すことが出来ず、2点差を追い上げられ惜しくも3－3の引き分けで試合終了となり、義塾は本大会準優勝となりました。
　目標としていた優勝には手は届かなかったものの、最後までひた向きに勝利を目指して戦った経験は大変貴重な財産となりました。この試合をもって4年生は現役引退となりますが、この悔しさを3年生以下が受け継ぎ、来年度こそ史上初の東京都リーグ優勝を達成出来るよう精進して参ります。

(ソッカー部女子副務　石井直子）