慶應義塾体育会

　5月26日(木)～29日(日)にかけて、長瀞総合射撃場にて平成23年度春季関東大会本戦が開催されました。
我が部は自粛復帰以降初の重要な大会であり、学生選抜や東日本大会進出に不可欠な本大会に全力で挑みました。

　10ｍエアライフル立射60発競技では、初日に三年の大堀俊輔が５７１というまずまずの点数を出し、２日目には三年の大原健一郎が５８１点という好成績を残し、３日目には４年の鶴巻真成が５７０点というまずまずの結果を出し、合計１７２２点で種目別では４位となりました。
　この種目におけるレギュラー全員が５７０点以上、内１名が５８０点以上を出したというのは、去年は見られなかった良い傾向であり、今後の期待が高まります。この種目での団体順位は惜しくも３位とは６点差で４位となりました。

　10ｍエアライフル立射40発競技では初日に三年の小鷲麻奈美が３７１点、２日目に撃った三年の原歩未も３７０点と両者とも振るわなかったが、４日目に４年の津久浦弘子が３７９点とまずまずの点数を出しました。この種目での団体順位は８位でした。

　50ｍライフル伏射60発競技では初日に４年の鶴巻が５６９点とまずまずの点数を出し、２日目に４年の宮本亮太が５７４点となかなかの結果を残しました。また、３日目には三年の新井拓馬が５６９点をまずまずの結果を出し、種目別の団体順位は惜しくも３位とは４点差で４位となりました。

　50ｍライフル三姿勢120発競技では２日目に４年の鶴巻と三年の新井がそれぞれ１０７７点と１０８７点、４日目には三年の大原が１０７７点と、それぞれまずまずの点数を出し、種目別の団体順位では６位となりました。

また、50ｍライフル三姿勢60発競技では四年の津久浦が５５６点となかなかの結果を出し、７位でファイナルへと出場しました。ファイナルでは８９．５点と惜しくも実力を出し切れず、最終順位は８位となりました。

　本戦での総合団体順位は男子が１部６位、女子も１部６位となりました。団体順位は振るわなかったものの、10ｍエアライフル立射60発競技及び50ｍライフル伏射60発競技ではあと少しで３位入賞というところであり、夏までに新たに加わる３名の50ｍライフル勢及び成長し続ける10ｍエアライフル勢のことを考えると秋の関東大会に対する期待は高まるばかりです。今年前半の試合は残り２回ですが、これらでもしっかりと結果を残していきたいと思います。

（主務　宮本亮太）