慶應義塾体育会

  6月5日（日）、自治大学グラウンドにて、東京都女子サッカーリーグ第三節対フィオーレ武蔵野FCが行われました。
  2連勝し波に乗りたい一戦は、フィオーレ武蔵野ＦＣのキックオフで始まりました。

　開始早々、２年ＦＷ石原がロングシュートを放ちますが惜しくもゴール横を外れます。慣れないピッチと相手のパスワークからペースを掴むことができない本塾は、相手チームのコーナーキックからピンチを迎えます。しかし、４年副将ＧＫ小牧、３年ＤＦ山下が、集中した守りを見せピンチを凌ぎました。

　その後、３年ＦＷ中山が相手ゴールキーパーと１対１になりますが相手ゴールキーパーのファインセーブにゴールを奪うことが出来ません。３２分、途中投入の１年ＭＦ児島がサイドを駆け上がりパスを受けると、中にいた石原にパスを送り、それを受けた石原はファーストタッチで相手をかわし右隅にゴールを決めます。続く３７分、中山が前線から相手ディフェンダーにプレッシャーをかけ、高い位置でボールを奪い、相手をかわしてゴールを決めます。前半の内に追加点を奪いたい本塾でしたが、ゴールを奪うことが出来ないまま２－０で前半を折り返しました。

　迎える後半、相手にフリーキックを何度も与え、危ない時間帯が続きます。そして５５分、本塾のパスミスからボールを失い、ゴールを奪われます。その後もセットプレーと相手のパスワークから何度もピンチを迎えますが、山下を中心に集中した守りを見せます。

　８０分、サイドでボールを受けた３年ＤＦ宮原は見事なアーリークロスを入れ、１年ＭＦ原が冷静にヘディングで合わせて素晴らしい自身の公式戦初得点を奪います。その後も２年ＭＦ西岡、１年ＦＷ佐々木がゴールを狙いに行きますがペースを掴むことが出来ないまま追加点を奪えずホイッスルが鳴り試合終了。本塾は勝利したものの、課題が残る試合となりました。
 

▲試合開始前の選手達	▲白熱する試合の様子