慶應義塾体育会

  ６月１９日（日）、早稲田大学東伏見グラウンドにて、記念すべき第10回早慶女子サッカー定期戦が行われました。
今年度本塾は『初勝利』という目標を掲げると同時に、早慶戦という舞台を楽しむことを忘れずに戦うことを胸に試合に臨みました。

  前半立ち上がりから早稲田大学に主導権を握られ、本塾は守りの時間帯が続きますが、３年DF中山や３年DF山下を中心とした、粘り強い守備で早稲田に得点を許しません。            　
  前半９分には、相手のシュートを４年主将MF佐野がクリアをすると、２年FW石原がボールを収めスペースに走りこんでいた１年MF原につなぎます。ドリブルで相手陣地まで攻め込むものの、ゴールまで相手にブロックされ得点にはつながりません。
その後早稲田大学は一層果敢にゴールを狙いますが、４年副将ＧＫ小牧のファインセーブによってゴールを死守します。両チームともシュートチャンスをものにできず、０－０で前半を終了しました。

   早稲田大学のキックオフで始めた後半、引き続き早稲田に押し込まれ、本塾の我慢の時間が続きます。
   体を張って相手の攻撃を制限しますが、後半５分には本塾のパスミスから早稲田にディフェンスラインの裏を取られ失点を許してしまいます。何とかして早稲田に追いつくべく、石原を中心にゴールを狙いますが、相手の厚い守備を崩すことができず得点を得ることができません。集中力が切れ始めた中、後半２７分にはファールを取られてしまい、相手のフリーキックから追加点を奪われてしまいます。

  最後までゴールを目指し前を向いてプレーをしますが、目標であった初勝利を果たすことができず、０－２のままホイッスルと共に試合は終了しました。