慶應義塾体育会

　６月２６日（日）下田サッカーグラウンドにて、第３１回東京都女子サッカーリーグ第四節対ラガッツァFCが行われました。
都リーグの折り返し地点である前期最終節を、本塾はＴＥＡＭ２０１１の目標達成に向けて弾みをつける為の一戦と位置付け試合に臨みました。　

　前半１０分センターライン付近で２年ＦＷ石原がボールを奪うとそのまま華麗なターンで相手をかわして出した絶妙な縦へのスルーパスに１年ＭＦ原が反応、相手ＤＦを１人かわしゴールキーパーと１対１になるとその動きを見てきっちりとニアサイドに１点目を決めます。
　その後も本塾優勢の中相手陣内で攻め込む場面が増えますが、あと一歩の所で得点に結びつかないまま前半が１－０で終了します。

　後半開始直後、ペナルティーエリア付近で１年ＦＷ佐々木がファールを誘いフリーキックを得ると、４年主将佐野の素早いリスタートから出たパスを受けた石原の豪快なシュートできっちり２点目を得ます。この１点で流れを掴んだ本塾はその１分後、自陣で４年副将ＧＫ小牧から受けたパスを３年ＤＦ中山が３年ＭＦ山本に繋ぐと、前線の原へとスルーパスを出し、そのままドリブルシュートを決め３点目としました。

　続く後半５分にも３年ＤＦ山下からのロングパスを受けた石原から、右サイドから走りこんできた１年ＭＦ児島にスルーパスがつながり、そのままシュートを放ち４点目を得ます。その後試合が動かず苦しい時間帯が続きますが、佐々木に代わって３年ＤＦ川崎が入り、中山をトップに置いた本塾は再び流れを呼び寄せ、後半２８分には石原が左サイドからあげたセンタリングを相手ゴールキーパーが一旦触りこぼしたものの、児島がきっちりとゴールに押し込み５点目とします。

　試合終了間際の後半３１分には石原からの絶妙なスルーパスに反応した中山が冷静かつ豪快にシュートを放ち、本塾はダメ押しの６点目を得ました。相手キープレーヤーを確実に抑え、安定した守備を見せた本塾は前後半共に無失点に抑え、６－０でラガッツァＦＣに勝利しました。