慶應義塾体育会

　本塾は念願である1部での初勝利を目指し、第3節神奈川大学との試合に挑みました。残暑が厳しい中で、相手に攻め込まれる時間帯が多くなりましたが、 本塾の粘り強いディフェンスにより奪い切ったボールを相手ゴールまで果敢に攻め込みます。しかし、試合が動いたのは、前半開始13分、相手スローインからリスタートされたボールは本塾ゴール前まで高く蹴り上げられ、シュートを打たれ失点。失点を取り返すべく、本塾は体を張ったプレーで戦いますが、長い攻防戦が続く中、またしても神奈川大学が試合を動かしました。前半44分、ドリブルでゴール真横まで攻めてきた相手はそのままゴール前に走りこんだ選手にパス、本塾は2度目の失点を許してしまいます。そして、前半45分、ゴール前に攻め込んできた相手を力強く、体を張ったディフェンスでシュートをを阻止しようとする本塾ですが、残念ながらファールとなり、PKに持ち込み3失点目となります。PK直後に前半が終了し、0-3の まま前半を折り返しました。 　

　前半3失点と厳しい状況となりましたが気持ちを切り替え、後半に挑みました。しかし 後半11分、ドリブルで攻め込んできた相手のクロスからのシュートを打たれてしまい、4回目の失点を許しました。後半34分、1年児島愛子に代わって、4年天野萌木を投入。本塾にとって苦しい時間帯が続きましたが、3年中山茜を起点に何度かシュートまで持ち込み、 得点を狙いに行きます。しかし、後半43分、相手CKでファーに蹴られたボールをヘディングで決められ、5点目を失い、更に、後半45分、相手に本塾のキーパー上を狙われ、 6失点目。そのまま、相手ゴールのネットを揺らす事が出来ず、試合終了の笛が 鳴り0-6で第3節を終えました。

▲残暑の厳しい中で行われた試合	▲苦しい流れの中でも攻め込むチャンスを作り出す