慶應義塾体育会

　第31回東京都女子サッカーリーグ1部第五節、欅スポーツクラブ女子サッカー部との一戦。第25回関東大学女子サッカーリーグ1部を挟み、約4ヶ月ぶりとなった東京都リーグ。関東大学リーグ、育成リーグとなかなか勝ち点3を挙げられずにいる本塾は何としても白星を挙げ、11月23日の関東大学リーグ入れ替え戦に弾みを付けたい試合であり、 全員が勝利を目指し試合に臨みました。

　試合早々から本塾は冷静にパスを回し、相手陣地に攻め込みます。試合が動いたのは前半16分。左サイドから1年DF原が縦を突破し、クロスをあげ、それを2年FW須藤が合わせ1点目を決めました。その後も本塾がボールを支配し、相手陣内で攻め込む場面が増えます。そして前半20分、3年副務DF川崎からの縦パスに反応し、裏に抜け出した3年FW中山がキーパーをかわし、冷静に2点目を決めます。そこから勢いに乗った中山は前半30分、39分と2点を追加し、前半を4-0で折り返しました。

　後半開始直後、縦パスを受けた中山が左サイドからドリブルでゴール前まで運び、 中にパスしたところを須藤が合わせ、5点目を奪います。その後、後半10分にはゴール前で細かく繋いだパスから、中山が冷静にゴール。続く16分にも、3年DF宮原からのロングパスを受けた2年MF石原が右サイドから逆サイドネットに突き刺さる強烈なシュートを決め、7-0とします。ここで、1年MF児島、4年MF天野、4年FW杉内とフレッシュな戦力を投入し、追加点を奪いにいきます。本塾は何度も相手ゴールまで迫りますが、あと一歩のところで追加点を奪えず、終了のホイッスルが鳴りました。相手の速い攻撃 、巧みなドリブルによって、何度かシュートを打たれたものの、4年副将GK小牧を中心としたDF陣がしっかり抑え、安定した守備を見せた本塾は前後半共に無失点に抑え、7-0で欅スポーツクラブ女子サッカー部に勝利しました。

▲相手ゴールへ迫る2年FW須藤	▲本塾は冷静にパスを回し、相手陣地へ攻め込む