慶應義塾体育会

互いにインカレ出場権を賭けた試合となった伝統の早慶戦が西が丘サッカー場にて行われました。

前半、共に負けられない両チームは慎重な立ち上がりを見せます。最初のシュートは16分に河井、19分には黄がFKを直接狙うがゴールは奪えません。また42分に河井、日髙がシュートを放つも決定的なチャンスは作れず、緊迫したまま前半を終えます。

後半は打って変わって白熱した試合展開となります。50分、ゴール正面の位置でのFKを直接決められ先制を許してしまいます。続く56分、左サイドからのクロスを押し込まれ失点。後半開始10分間で2点のビハインドを負ってしまいます。しかし、ここからインカレ出場の為にも負けられない本塾が怒涛の反撃を見せます。61分、河井の浮き球のパスに風間が反応し、相手GKを抜き去りゴール。1点差に詰め寄ります。会場の大きな声援を受けて波に乗る本塾は直後の64分、河井のCkを主将の笠松がヘディングでゴールに突き刺し試合を振り出しに戻します。

その後は一進一退の攻防を見せ、ミドルシュートがポストに当たるなど早大に決定的なチャンスを作られるもののGK中川のファインセーブなどゴールを許しません。1点が欲しい本塾もCKや、増田のスルーパスに日髙が抜け出すなどチャンスを作るも決めきれず試合はそのまま2－2の引き分けで終了。インカレ出場権獲得は最終節、筑波大戦にもつれ込むことになりました。

▲同点ゴールを決めた笠松