慶應義塾体育会

　第31回東京都女子サッカーリーグ第8節。残り2試合となり、本塾にとっては東京都リーグ優勝という目標を果たす上で負けられない一戦でした。　

　そして、チャンスは試合開始早々訪れます。開始2分、本塾はCKを獲得しキッカーの2年FW石原がファーに見事なボールを蹴り込みます。そのボールを3年FW中山が力強いヘディングで相手ゴールに打ち込み、見事先制点を奪います。更に前半7分、3年DF宮原が 相手の裏へロングパスを送り、それに反応した中山がそのボールを確実に収めシュートし2得点目を 獲得。しかし前半9分、相手の近距離からのシュートに本塾は1点を許してしまいます。その後前半10分、 石原が体を張ったプレーでPKを獲得し、確実に相手ゴールに決め、本塾はすぐさま1点を取り返しました。 その後、前半16分にも1年DF原が左サイドを巧みなドリブルで駆け上がりシュートまで持ち込みそのまま華麗なシュートよりゴールを奪いました。そして、前半23分、29分と続いて中山の見事なシュートで追加点を決め、本塾は最後まで勢いを絶やさず前半を終えました。 　

　そして後半、この勢いに乗ったまま本塾は更なる追加点を奪おうと、試合に臨みました。後半8分、中山がドリブル突破をし放ったシュートは相手キーパーに塞がれましたが、 そのこぼれたボールに中山が再び反応し、ゴールを決めます。試合は良い流れにありましたが、後半25分、 4年主将MF佐野が相手MFに倒され、途中退場してしまいます。佐野に代わり交代で入ったのは1年MF児島。 その後、惜しい場面は何度もあったものの中々ゴールを決められません。そして後半31分、本塾の連携ミスに より、2度目の失点を許してしまいます。しかしその後集中を切らす事なく最後まで声を絶やさず戦い、試合終了のホイッスルが鳴り、本塾はスフィーダ世田谷FCユースに7-2で勝利しました。

▲開始2分での先制点から勢いに乗る本塾	▲前半に6点を決め、追加点を奪おうと後半に臨む