慶應義塾体育会

　関東Liga　Student 2012 第2節。昨日の嵐から一転、天候は快晴となりました。相手は初対戦である花咲徳栄高校。連日の試合ですが、前日の勢いに乗りたい本塾は気合いを入れて試合に臨みます。

 

　試合開始早々、ボールがなかなか収まらず、激しい攻防が続きます。相手の速いプレッシャーに苦戦する本塾は前半8分、低い位置で縦パスをインターセプトされると、そのまま相手のカウンターにバランスを崩され、ペナルティー付近からシュートを放たれます。シュートブロックをしようと身体を投げ出すものの、ボールの軌道がわずかにずれ、先制点を許してしまいます。しかし、前半10分、高い位置でボールポゼッションを行った本塾は、右サイドから逆サイドへと展開し、2年DF原の相手のディフェンスラインを越える浮き球に反応した1年FW二宮がすかさず飛び出し、キーパーとの1対1を巧みに交わしゴールへボールを流し込みます。その後も相手の突破を許さずゴールへとボールを運ぶ本塾は、前半27分激しくプレッシャーをかけ、相手がボールを放すとそのこぼれ球を狙っていた二宮が再びキーパーを交わし態勢を崩しながらもしっかりとゴールへ流し込み逆転を果たしました。さらに前半37分、1年DF遠藤から左サイドを駆け上がった原へスルーパスが出ると素早く切り返し右のゴールネットへシュートを打ちこみ、3-1で前半を折り返します。

　

　迎えた後半、本塾は試合を勝ち切る為にも、更なる追加点を目指します。右サイドから4年MF宮原が上げたクロスに原が駆け上がりダイレクトで合わせるものの、惜しくも右へと反れました。その後も4年DF主務川崎、2年DF児島を中心にボールを回し攻撃を組み立てようと試みるものの、相手の素早い寄せにボールを奪われ、なかなかシュートまで辿り着くことが出来ません。また、相手もボールを奪ってはゴールを狙いますが、本塾も粘り強くゴールを守り、一進一退の攻防が続きます。後半37分、なんとか流れを掴もうと2年MF渡邊、2年FW中﨑、更に後半39分には、3年MF有田、4年FW西岡を投入しますが、ゴールを奪う事が出来ないまま試合終了のホイッスルが鳴り、本塾は初戦に続き、2連勝を収めました。

 

快晴の下迎えた第2戦。Liga Student専用の ユニフォームで集合写真を撮る一同。	初対戦の花咲徳栄高校の速いプレッシャーに 苦戦するも3点を奪って勝利した。