慶應義塾体育会

　5月3日（木）、関東Liga Student 2012第5節対山梨大学戦。開幕以降4連勝中の本塾は決勝トーナメント進出に向け、この一戦で白星を飾り次節に繋げたい所です。

　前半開始からゴールを奪いにいきたい本塾ですが、悪天候の中の試合、ボールが止まってし まうグランド状況に苦戦し、中々チャンスを作れません。両者一歩も譲らぬ状況の中、試合が動い たのは前半23分。4年MF副将山本が繋いだボールを4年FW主将中山がドリブルでゴール前まで運びシュートを放ちました。惜しくも相手GKに阻まれましたが、そのままゴールラインをわり、CKの チャンスを得ます。3年FW石原が蹴ったCKに中山がヘディングでしっかり合わせ、待望の先制点を奪いました。勢いに乗りたい本塾ですが、そのわずか3分後、前半26分DFのクリアミスから一瞬の隙をつかれ同点ゴールを許してしまいます。その後、中山のドリブルが相手ファールを誘いFKを得るも、チャンスをものにすることが出来ず、そのまま1-1で前半を終えました。 　

　迎えた後半、追加点を奪いたい本塾は後半8分、4年DF宮原がショートコーナーで石原に繋ぎます。石原からの低めのクロスが相手DFの足に当たりオウンゴール。本塾勝ち越しの2点目を奪います。後半29分、1年DF松本の投入により、宮原が一列前に出て攻撃に厚みを増します。後半32分、 宮原が相手DFのバックパスをすかさず奪い、落ち着いてゴール右隅に流し込み3点目。このまま逃げ切りたい本塾ですが、後半39分相手DFからのロングボールが4年DF主務川崎の腕に当たり PKを与えてしまいます。右隅に蹴られたボールに2年GK佐々木が反応するも一歩届かず、2点目を 許してしまいました。追加点を奪いにいくも試合終了のホイッスルが鳴り、3－2のままスコアは動かず、 本塾が勝利を収めました。

▲悪天候の中の試合に苦戦しつつ ゴールへのチャンスを窺う	▲昨年度関東大学女子サッカーリーグ1部2部入替戦の 相手でもあった山梨大学に、3-2で勝利を収めた