慶應義塾体育会

　5月5日（土）、関東Liga Student 2012、第6節を迎えた本塾は、未だ一度も勝ち点を取れた事のない強敵、武蔵丘短期大学と対戦しました。本塾は初の勝ち点を取りに行くべく試合に臨みました。

　好スタートを切った本塾は、試合開始から何度もアグレッシブに相手陣地に攻め込んでいきます。 本塾は前線からの厳しいプレッシャーで武蔵丘短期大学のボールをインターセプトし、何度も ゴール前でのチャンスを作ります。前半26分、3年FW石原がゴール前のスペースへの鋭いパスを 出し、それに反応したのは4年FW主将中山。中山は飛び出してきた相手GKとの1対1の状況を冷静にドリブルで抜き去り、シュート。本塾先制点を奪います。勢いに乗った本塾は前半終了まで 攻めの姿勢を崩さず果敢にゴールを狙います。しかし、追加点を取る事は出来ず、本塾は1－0のまま前半を終えました。

　後半、追加点を奪いに行くべく、本塾は前半からの勢いで攻め込みます。後半開始早々、本塾はシュートチャンスを作りますが、後半ディフェンスを修正してきた武蔵丘短期大学にチャンスを妨げられます。後半5分、相手MFに本塾のディフェンス陣が抜かれ、シュートを打たれました。その危機的状況をファインセーブで救ったのが2年GK佐々木。その後も、本塾は相手に攻めこまれ、苦しい 時間帯が続きます。厳しい状況の中、本塾は体を張った守備で相手にシュートチャンスを許さず、攻めの機会を狙います。後半29分、交代で1年MF白石を投入し、本塾は更なる追加点を狙いに行きます。後半31分、大きく蹴りこまれたボールは本塾DFの頭上を越え、ヘディングで押し込まれ、本塾 は失点を許してしまいました。その後も、相手の猛攻により危ない場面が続く中、本塾は粘り強いディ フェンスを徹底し、なんとかそれを阻止します。1点を奪い返したい本塾は最後まで追加点を狙い に攻めの姿勢を崩さずにいました。しかし、試合終了のホイッスルが鳴り、本塾は追加点を取る事が出来ず武蔵丘短期大学に1－1で同点。初勝利は果たせませんでしたが、武蔵丘短期大学から初の勝ち点を得ました。

▲前半はアグレッシブに相手陣地に攻め込みゴールを狙う	▲後半は相手の猛攻により苦しい時間帯が続いたが、 攻めの姿勢を崩さず戦った