慶應義塾体育会

　5月13日〈日〉、第32回東京都女子サッカーリーグ1部第1節小平サッカークラブが下田サッカーグラウンドにて開催されました。本塾は今年度初の公式戦を迎えました。連覇、そして関東女子サッカーリーグ昇格に向け、この初戦を勝利し勢いに乗りたいところです。

　前半開始からゴールを奪いにいきたい本塾ですが、相手の統率されたディフェンスラインに阻まれゴールを決めることが出来ません。前半11分、ペナルティーエリア正面で得た間接FKを4年MF主将中山が狙いますが、惜しくもゴール右上に外れてしまいます。続く前半25分にも左サイドで4年MF副将山本が繋いだボールを中山が受け前線の2年FW渡邊にスルーパスを送るも相手のオフサイドトラップにかかってしまいます。両者一歩も譲らぬ攻防の中、試合が動いたのは前半39分。右サイドで4年DF宮原からのパスを受けた途中出場の2年MF児島がサイドをドリブルで駆け上がり、ペナルティーエリア内にいた3年MF副務須藤に合わせます。これを須藤が右足で決め待望の先制点を奪いました。このリードを守りきり前半を1-0で終えます。
　迎えた後半、追加点を奪い勢いに乗りたい本塾ですが、後半9分相手FWのループシュートが2年GK佐々木の頭上を越えてゴールに吸い込まれ、同点ゴールを許してしまいます。本塾は勝ち越し点を奪うべく、反撃を仕掛けます。わずか5分後の後半14分、1年DF松本のクリアボールを中央にいた中山が拾い、そのまま中央を突破して渾身のシュートを放ちます。ボールはゴール左隅に突き刺さり、本塾勝ち越しの2点目を奪います。後半29分には、2年FW中崎、1年MF二宮を投入。後半38分には、その二宮が松本からのロングフィードにタイミング良く抜け出し相手GKと1対1へ持ち込みました。ゴール左隅へ冷静に流し込み、3-0。リードを広げます。その後本塾は、4年DF主務川崎、松本を中心に粘り強い守備で相手の攻撃を阻み、試合終了のホイッスルが鳴りました。本塾は小平サッカークラブに3-1で勝利を収めました。
 

▲ゴールを奪いに行きたい本塾だが、統率された 相手ディフェンスラインに阻まれる	▲後半は粘り強い守備から2点を奪った