慶應義塾体育会

 6月3日（日）に第32回東京都女子サッカーリーグ1部第4節、未だかつて公式戦で一度も勝利したことのない東京女子体育大学と対戦しました。現在全勝している本塾は、この第4節も勝利を収め、優勝という2文字を目に見えるものにすべく試合に臨みました。
　 東京女子体育大学のキックオフで開始された前半、立ち上がりから中盤の1年MF松本、1年MF赤羽を中心にパスを繋げ、ゴールへのチャンスを作ります。前半4分、3年MF副務須藤のスルーパスに1年MF二宮が反応しシュートを打つもゴールポストに阻まれました。しかし、4年MF主将中山が跳ね返って来たボールを冷静にシュートし、相手ゴールネットを揺らします。前半8分、本塾の守備陣をなかなか打開出来ない東京女子体育大学は、ファールによりイエローカードをもらいます。前半12分、中盤右サイドでボールを受けた松本が、左足で逆サイドのスペースに抜ける須藤へパス。そのボールを須藤は冷静にゴールへ流し込み、2点目。そして、前半31分、二宮が相手ボールを奪い、そのボールを中山が前線の3年FW石原へスルーパス。石原は東京女子体育大学のDFを振り切り、GKとの一対一を冷静に決めて、3-0。このまま点は動かずに3-0のまま前半が終了しました。
　 迎えた後半、本塾1年DF平田を投入し、追加点を奪いにいきます。しかし、立ち上がりは東京女子体育大学の守備に阻まれミスが続き、なかなか思い通りにプレーをすることが出来ません。そのまま後半7分、本塾のファウルによりフリーキックを与えてしまい、直接ゴールを狙われ、失点。その後、チャンスを作るも点を決め切れません。なかなか得点する事が出来ない本塾は、後半29分松本と交代で4年MF山本を送り出します。その10分後、試合終了間際の後半39分、前線で中山がボールを追い、こぼれ球を二宮が東京女子体育大学のDFとGKの間に流れる石原へパス。石原は身体を投げ出してシュート、これが本塾4点目の得点となりました。このまま4-1で試合終了のホイッスルが鳴り、1点の失点を許してしまいましたが、東京女子体育大学に公式戦初勝利を飾りました。
 

▲立ち上がりからゴールへのチャンスを作り、 3-0で前半を終えた	▲東京女子体育大学に公式戦初勝利を飾った