慶應義塾体育会

関東Liga Student 2012最終戦の相手は創部当時初めての練習試合を組んだ幕張総合高校です。本塾は最終戦を白星で締めくくるべく、更に次週 から始まる関東大学リーグに繋がる重要な一戦と位置付け試合に臨みました。 開始早々激しい攻防を見せるも、2年GK佐々木の好セーブで凌ぎます。3年FW石原が積極的に裏に飛び出しゴールを狙いますがシュートは惜しくも右に反れてしまいました。試合が動いたのは前半9分、ゴール前にいた相手FWがGKの頭上を超える絶妙なシュートで本塾は先制点を与えてしまいます。まずは追いつきたい本塾は前半15分、1年MF梅原が粘って出したパスに1年MF二宮が反応しシュート。相手と競りながらもゴール左隅に冷静に 決め、1－1の同点とします。流れに乗りたい本塾は、両サイド3年MF副務須藤、二宮から積極的にゴールを目指すも一歩及ばず。そこで前半29分、4年FW主将中山が豪快なドリブルからシュートを放つも1発目はキーパーに弾かれてしまいますが、粘って放った2発目を押し込み本塾は2点目を得ました。流れに乗った本塾は、1年MF赤羽、石原を中心に果敢に攻めます。リードを広げたい本塾でしたが、前半41分、右サイドから上がって来たボールを相手に詰められ2－2。そのまま前半を折り返します。

迎えた後半、2年MF渡邊を投入。後半7分、ハーフラインからの石原の絶妙なボールに二宮が反応し相手と1対1となると、今度はゴール右隅に確実に決め3点目を得ます。1年DF遠藤を中心としてDF陣が懸命な守備で苦しい時間帯を粘ると、後半14分、石原からのボールに中山が飛び 出しゴールに流し込み追加点を獲得。更なる追加点を狙う本塾は、4年MF副将山本、渡邊がアグレッシブに動き出すも相手の堅いディフェンスを崩せません。その後も中山、二宮を中心にゴールを狙うも中々追加点を奪えません。後半28分、GKが弾いたボールを押し込まれ4－3となります 。しかしその直後の後半29分、中山が抜け出してきっちりと決め5点目を獲得。その後途中交代の2年FW児島が何度かチャンスを作り出すも決めきれず、試合終了のホイッスルが鳴り、関東Liga Student 2012最終戦を5-3と勝利で締めくくりました。

▲激しい攻防の中でも相手に得点を許さない	▲本塾は5得点をあげ、トーナメント最終戦を勝利で締めくくった