慶應義塾体育会

9月15日（土）に第26回関東大学女子サッカーリーグ第4節尚美学園大学戦が開催されました。未だ勝ち点0の本塾はここで勝ち点を獲得し、インカレ出場への道を残すべく試合に臨みました。立ち上がりからDFラインの裏のスペースを狙ってロングボールを蹴り込んでくる相手に対して、4年DF主将中山と1年DF遠藤を中心にしっかりと跳ね返し相手にリズムを作らせません。前半3分、FKから3年MF石原がこの試合のファーストシュートを放ちますが惜しくもゴール右に外れました。4年FW山下を起点に攻撃を組み立てますが、相手の堅い守備によりなかなかシュートを打ち切ることが出来ません。試合が動いたのは前半20分、 右サイドでボールを受けた1年MF赤羽が切り返し山下に繋ぎ、パスを受けた山下は振り向きざまにシュートを放ち、キーパーが弾いたところ2年DF原が押し込み待望の先制点を奪いました。その後も一進一退の攻防が続きますが、1点リードで前半を終えました。

後半開始早々、FK、CKから何度かチャンスを作り出しますがなかなか決めきれません。後半18分、4年MF副将山本を投入し追加点を狙いに行きます。しかし後半24分、ペナルティーエリア付近のFKから崩され失点を許してしまいます。尚も相手の攻撃が続きますが、2年GK佐々木のファインセーブで追加点を許しません。徐々に流れを取り戻し1年MF二宮がドリブルで相手ゴールに攻め込みますが得点に繋がりません。後半30分、4年主務DF川崎、後半41分、1年MF白石、後半44分、2年FW渡邊を投入しますが追加点を奪えず、試合終了のホイッスルが鳴りました。史上初めての勝ち点を獲得するも、勝ち切れず悔しさの残る一戦となりました。

▲相手はロングボールを多用してくるが、 しっかりと跳ね返し攻撃へとつなげた	▲関東大学リーグ1部では初の先制点となる 1点を決めた2年DF原