慶應義塾体育会

　10月14日（日）、第32回東京都女子サッカーリーグ第5節、 対するはフィオーレ武蔵野FC。

　現在、この大会において全勝している本塾は、この試合で勝利を収め、完全優勝へと着実に駒を進めたいところです。試合序盤、本塾がボールを保持しながらも、なかなか良いリズムを作り出すことが出来ません。前半11分、一瞬の隙を突かれ空いてしまったバイタルエリアを使い走り込んできた相手MFがシュート。2年GK佐々木の手にわずか届かずそのまま失点してしまいました。その後、3年MF石原を中心にボールを支配し点を取りたい本塾ですが、チャンスを作るも引いて守るフィオーレ武蔵野FCに対しなかなかゴールネットを揺らすことが出来ません。点が動いたのは前半32分。左サイドスローインを受けた4年FW山下が4年主将FW中山へとパス。中山は中央に空いたスペースにいる石原へとボールを落とし、石原が豪快にロングシュート。これが、今試合の本塾初得点となります。その後、得点への流れを掴んだ本塾は前半33分、 くさびを受けた中山が中央にいる石原へパス。スペースへ走り込む1年MF赤羽へスルーパス。完全に相手DFを振り切った赤羽はGKとの一対一を冷静に決め本塾2点目とします。その後も2年DF原の果敢なオーバーラップで相手ゴールを脅かすも得点はならず、このまま2-1で前半が終了します。

　迎えた後半、ほぼ相手陣地でのゲーム展開となり得点の匂いが漂 う本塾。すると後半9分、 原からの裏へのロングボールに対し山下が走り込みそれを中山へパス。中山は相手DFを背負いながらもターンで振り切りそのままシュート。フィオーレ武蔵野FCゴールネットを揺らしました。続く後半12分、1年DF梅原が冷静なドリブルで相手DFを2人交わしDF2枚を引き付けながらも冷静にシュート。ボールはゴール左隅へと吸い込まれます。これで、本塾4点目。後半20分、山本に代わり2年MF渡邊が、山下に代わり1年MF二宮が交代。さらに追加点を狙いに行くべくフレッシュな両選手が相手DFをかき乱しゴール へ攻め入ります。その後も4年主務DF川崎、原の縦パスから攻撃を展開します。後半39分、ボールを受けた二宮から中山へスルーパスが出ると中山はGKとの一対一を冷静に決め、本塾5点目。このまま5-1で試合終了の笛が鳴り響き、序盤に惜しい1点を許してしまいましたが本塾が勝利を収めました。

▲完全優勝へ、相手を圧倒して勝つべく試合に臨んだ	▲2年DF原の果敢なオーバーラップで相手ゴールを脅かす