慶應義塾体育会

 12月9日（日）、第32回東京都女子サッカーリーグ第8節、対するはSOCIOS FC。これまで全試合に勝利している本塾は、事実上の決勝戦でもあるこの試合に勝ち、優勝を掴み取りたいところでした。

 キックオフ早々勢いに乗るSOCIOSに対し、ミスが続いてしまった本塾は、立ち上がり5分、バイタルエリアにこぼれたボールを決められ先制点を許します。序盤から1点を追いかける展開になった本塾は、2年MF原、1年MF梅原を中心に前線へボールを運ぼうとするも、相手DFにことごとく縦パスを阻まれてしまいます。前半15分、3年MF石原の絶妙なスルーパスに抜け出した原がシュートを放つも相手GKに阻まれました。その1分後、4年主将MF中山がサイドを駆け上がりセンタリングを上げ、更に跳ね返った所を自ら狙うもボールはゴール左上へ。一進一退の攻防が続く中、前半22分、自陣でボールを奪われるとそのままドリブルで持ち込まれ、やや遠目からロングシュートを決められてしまいます。前半31分、負傷した1年MF赤羽に代わり、4年副将山本を投入。しかし点を奪い返せず、前半を2点ビハインドで終えました。

  流れを変えたい本塾は3年副務FW須藤に代えて2年MF渡邊を投入。後半5分、カウンターから石原、梅原のワンツーでゴールに迫りますが惜しくもオフサイドとなります。後半17分にも、4年MF山下がこぼれ球に反応するもあと一歩ゴールを割ることが出来ません。攻め続けますがなかなかゴールを奪うことが出来ない本塾は、後半36分、相手選手にバイタルエリアでボールを奪われると、そのままロングシュートを放たれ0－3と突き放されます。最後までゴールを目指しましたが終了の笛が鳴り、勝負は来週へと持ち越されました。

▲ここまで全勝の本塾はここで勝って優勝を 決めるべく試合に臨んだが、勢いを持った 相手の前に苦戦する	▲2年MF原から前線へボールを運ぼうとするも、 相手DFに阻まれる