慶應義塾体育会

平成25年4月20日に長瀞総合射撃場において平成25年度春季早慶法立定期戦が開催された。

　10mエアライフル立射60競技では二年の渡辺が578点で3位という好成績を残した。また、四年の黒木が563点、二年の常が561点というなかなかの点数を出した。最近になり成績を伸ばしてきている射手もおり、今後の更なる成長と活躍が期待される。

　50mライフル伏射60発競技では、四年の浅野が581点で1位に輝いた。また、同じく四年の斎田、荒川がそれぞれ570点、563点とまずまずの成績を残した。浅野・斎田両名は、昨年度を通し安定した点数を残しており、今後の重要な戦力として期待される。また、今季からの新戦力である三年の十文字も563点という成績を残し、今後二年間の中心選手として成長を期待される選手である。

　50mライフル三姿勢60発競技では四年の内田が541点という好成績を残すも入賞はならず、他のレギュラー射手の不調もあり特に目立った成績を団体、個人共に残すことはできなかった。

　結果としては、本塾の団体合計は2位で5009点、法政大学が1位で5051点、早稲田大学が3位で4928点、立教大学が4位で4919点となった。

　今回の試合は今季最初ということもあり、全体的な成績としてはあまり好調とはいえない結果となった。しかし、二年にしてレギュラー入り、3位入賞を果たした渡辺を始めとして、多くの部員がここにきて調子を上げており、彼らの今後の活躍と、今季の本塾の成績面での希望が持てる試合ともなった。

（射撃部主務　野島翼）