慶應義塾体育会

　6月22日(土)、23日(日)に、ヤマハリゾートつま恋において、全日本学生アーチェリー王座決定戦が開催されました。本塾の男子チームが出場し、9位となりました。

　男子としては4年ぶり、本塾としては3年ぶりに王座決定戦に出場し、予選ラウンド、決勝トーナメント共に最高のコンディションの下、試合に臨むことができました。出場した選手は初めて出場した王座決定戦に、非常に緊張しながらも楽しんで取り組むことができました。全力で応援してくれる部員や、OB・OGの皆さまに力づけていただき、最後まで気持ちを込めて射つことができました。

　両日とも試合の最初から本塾らしさを出し、全国の場でも自分達の射が通用するという自信を身につけ、予選ラウンドは6位というまずまずの成績で終えました。翌日の決勝トーナメントの1回戦は予選順位11位の東北学院大学との対戦でした。2エンド終了時まで同点でした。3エンド目、本塾が1点差でリードして迎えた最終エンド、本塾は普段通りの射を貫きましたが相手校が本塾を少しばかり上回りトータル2点差で本塾は敗北を喫し、第55代の王座決定戦は終わりました。本塾の活躍に期待していただいている全ての皆さまに、何としても良い結果でお応えたいと思っていましたが、勝負の世界は厳しく、そう簡単に思い通りの結果にはなりませんでした。ここぞという場面で、10点に決め切れなかった自分の一射一射を本当に悔しく思います。

　今年は、一回戦敗退で終わりましたが、本塾はまだまだ上を目指せます。今年、本塾が決勝トーナメントで射った本数はたったの24本です。この24本に自分達の全てを込めてきました。それでも全国の舞台では通用しませんでした。この苦い経験を糧に第56代では男女そろって、悲願の王座獲得を成し遂げてもらいたいです。
チームが一体となり、勝利を目指して努力し続ける4年間を送れたのも、全ては自分達を支えてくださった皆さまのおかげです。
心より御礼申し上げます。ありがとうございました。

（主将　相川 高輝）

天候： 6月22日（土）晴／無風
　　　　 6月23日（日）晴／無風
 
【1日目 予選ラウンド】
【男子】　　　　　　　70m　70m　　Total
鄭 裕寅　　（経3）　　323　320　　643（7位）
小菅 友輔　（経4）　　316　302　　618（21位）
安藤 孝　　（政3）　　298　315　　613（27位）
相川 高輝　（経4）　　294　312　　606（30位）
本塾男子Best3合計　　1,874点（団体第6位）
 
【2日目 決勝トーナメント】
【第1回戦　対東北学院大学】
本塾　200点　●　vs　○　東北学院大学　202点
よって本塾の負け

以上の結果、本塾男子は9位となりました。