慶應義塾体育会

  7月14日（日）、大井ふ頭中央海浜公園第二球技場において第35回皇后杯全日本女子サッカー選手権大会東京都予選 第3回戦村田女子高等学校戦が開催されました。本大会東京都予選優勝という本塾の今シーズンの目標達成に向けて、チーム一丸となって戦い、1-0の勝利でベスト4に進みました。

　前半開始、本塾がボールを支配しペースを掴んでいましたが、決定的なシュートに繋がりません。一方で、相手の攻撃に対しても連動した守備とゴール前での体を 張ったプレーで相手の思い通りにプレーをさせません。前半27分、4年MF主将石原からのスルーパスに3年MF副将原が反応しサイドをドリブル突破、原のクロスに対して2年FW二宮が合わせましたが惜しくも得点には至りませんでした。続く前半33分、二宮のスルーパスに原が抜け出しGKと1対1の場面になりましたが相手GKにゴールを阻まれました。

　0-0で迎えた後半、立ち上がりは相手にペースを握られ、守備の時間が続きました。しかし、徐々に本塾がペースを掴み始め、後半20分には原が右サイドをドリブル突破し、自らシュートを放ちましたが相手GKのファインセーブに阻まれました。後半22分、1年MF栃木に代わり、4年FW主務須藤を投入。直後、後半24分、ゴール前で1年MF堀井がシュートフェイントで相手をかわしフリーでシュート 、相手GKが弾いたボールを原が詰めてゴール。待望の先制点としました。その後、本塾は何度かチャンスを作りますが得点には至りません。最後は相手に押し込まれる場面もありましたが、粘り強い守備で1点を守り切り1-0で準決勝へ駒を進めました。