慶應義塾体育会

　8月4日（日）、全日本学生ダートトライアル選手権大会が、全関東ダート同様、丸和オートランド那須にて開催されました。選手には、全関東ダートと同様に、主将・関（経4）、主務・紺戸（経4）、戸田（理3）の3名を選出し、女子の副将・渡辺（看4）も昨年に続いて出場しました。

　8位に終わった昨年の雪辱を果たすべく、練習機会を出来る限り設けて臨んだ試合は紺戸、戸田、関、という順で出走、１本目は全員がきっちりと記録を残し、午前終了時点で団体3位につけます。また、女子の渡辺も安定した走りで個人6位につけます。

　午後は第一走者の紺戸が痛恨のスピンを犯しますが、続く戸田、関ともにタイムアップに成功します。しかし、午後は各校選手とも大幅なタイムアップを果たしたため、本塾は団体順位を4位まで下げて競技が終了しました。男子個人の部では関が4位に入賞しました。一方で、女子の渡辺は練習の成果をいかんなく発揮し、午前よりも6秒以上タイムアップに成功しますが、他校も奮闘した結果、トップから1秒以内に5人が入るという大混戦となり、渡辺は個人5位に終わりました。本大会は、エースの関の好タイムを生かしきれず、非常に悔いの残る大会となりました。全関東ダートに続いて、好タイムを3つ揃えることの難しさを改めて痛感しました。8月下旬の全日本ジムカーナに向けて、車両の整備など足元をしっかりと固め、選手の技術向上を図るべく部員一丸となって練習に臨んで参る所存です。

（文責：梁　貴泰）

▲出走直前の男子試合車(DC2)	▲個人4位入賞の主将・関(経4)

▲大接戦の中、惜しくも5位に終わった副将・渡辺(看4)	▲男子団体4位入賞