慶應義塾体育会

　9月4日（水）、第27回関東大学女子サッカーリーグ2部第三節東京外国語大学戦が慶應義塾下田グラウンドで開催されました。1部リーグ昇格に向け、本塾は12-0で勝利を収めました。

　開始直後から本塾は相手を圧倒します。前半1分、4年MF主務須藤のクロスを2年FW二宮が合わせて先制。続く前半12分には、4年MF主将石原のスルーパスに反応した2年DF遠藤がペナルティエリアに侵入し、遠藤からのパスを走り込んできた1年MF堀井が決め2-0とします。主導権を握った本塾は、続く前半15分にサイドを駆け上がった2年DF平田が得点を挙げると、17分に堀井、23分に二宮が追加点を決めリードを広げます。前半25分には、中盤から飛び出した1年MF栃木が左足を振り抜いて得点すると、28分には二宮が2年MF梅原とのワンツーで相手を置き去りにしゴールに流し込んで7−0。更に前半30分、相手GKのこぼれ球を栃木がゴールに押し込むと、37分には再び栃木が得点を挙げ9点目を奪います。前半38分には、中盤から抜け出した梅原が石原からのパスを受けてゴールへ流し込み、前半を10—0で折り返します。

　迎えた後半、本塾は積極的に攻撃を仕掛けます。後半2分にペナルティエリア内で二宮がファールを受け、PKを獲得します。これを二宮が確実に決め11点目を奪います。リードを更に広げたい本塾ですが、相手の献身的な守備により苦しい時間帯が続きなかなか得点を挙げることが出来ません。流れを変えるべく、後半17分には遠藤に代わり3年DF渡邊を、平田に代わり1年DF宮田を投入します。すると後半22分、右サイドで須藤が相手をドリブルで交わしクロスを挙げると、石原がゴール前で合わせ12点目を決めます。後半38分には須藤に代わり、1年FW宮川を投入。最後までチャンスを作り出し、ゴールに迫る本塾でしたが、決めきることが出来ず、試合終了のホイッスルが鳴ります。本塾は12−0で勝利し、開幕3連勝を収めました。

▲試合開始直後から本塾は相手を圧倒する	▲後半は相手の献身的な守備に苦戦し、追加点を なかなか奪えなかったが、12-0で勝利することが出来た