慶應義塾体育会

9月12日（木）～15日（日）にかけ、埼玉県の長瀞総合射撃場において平成25年度関東学生ライフル射撃選手権秋季大会が開催されました。今大会は前回の予選から続く、10月17日から20日にかけて行われる全日本大会へとつながる非常に重要な試合であり、各員が全日本大会出場を目指し全力で試合に臨みました。

　10mエアライフル立射60発競技においては2年の渡辺が576点で12位と、非常に安定した好成績を残し、ここ最近の試合では必ずと言ってよいほど戦評に名前の挙がる部の中心射手であり、今後全日本大会やそれ以降の活躍が期待できます。

　10m立射40発競技においては2年の竹下が385点で16位と、自己ベストを大きく上回る躍進を見せ、こちらも渡辺とともにエアライフル射手として非常に有望であり、よりいっそうの成長が望まれます。

　50mライフル伏射60発競技においては4年の内田が577点で8位に入賞し、今大会における本種目の入賞に大きく貢献しました。他の射手もなかなかの成績を残しており、本種目における本塾の強さが現れた試合となりました。

　50mライフル三姿勢60発競技では3年の森田が出場したものの、残念ながら好成績を残すことはできませんでした。今後の復調が望まれます。

　50mライフル三姿勢120競技においては4年の佐野が1001点で19位に入るものの、他のレギュラー射手のいずれも微妙な成績に終わり、本種目は団体5位とこちらも微妙な成績でした。

　本大会は好調な射手と不調の射手との間で、結果が大きく分かれる大会となりました。不調であった射手は次の全日本大会に向けた再度の調整が望まれ、好調な射手とともに本塾の成績向上に貢献することが求められるでしょう。

（主務　野島翼）