慶應義塾体育会

　前半キックオフ直後から、相手陣地に果敢に攻め込む本塾。前半6分、1年MF宮田からのスルーパスに2年FW二宮が反応し、相手GKをかわして先制点を決めると、更に前半11分、相手のゴールキックを高い位置で奪った1年FW堀井がドリブルで相手DFをかわし落ち着いて2点目とします。続く前半13分、二宮からのクロスに4年MF主務須藤が合わせ追加点を奪います。この後、相手選手に攻め込まれる場面もありますが、2年DF松本、1年DF下山田の両CBを中心とした守備で殆どシュートを打たせません。前半29分、CKのチャンスに、2年DF遠藤が頭で合わせ4点目とし、前半を折り返します。
　迎えた後半。追加点を奪いたい本塾でしたが、守備を強化して来た相手に対し、なかなか攻め切ることが出来ず得点が動きません。そこで1年DF田中、1年FW宮川、更に3年DF渡邊を投入しゴールを狙いに行きます。すると、後半26分、再び得たCKのチャンスに、今度は下山田が合わせ５点目とします。このまま無失点で終わりたい本塾でしたが、後半34分、カウンター攻撃で相手FWにシュートを打たせてしまいます。自陣ゴール前で相手FWにボールを奪われ関幕以来初の失点を喫しました。後半38分、3年FW中崎を投入し追加点を狙います。後半39分、CKのチャンスを得ますがこれは得点とすることが出来ません。しかし後半41分、サイドを駆け上がった田中の浮き球に宮川が反応し、GKの頭上を越えるシュートで6点目とすると、後半42分には遠藤のクロスに堀井が合わせ7点目、後半43分にはインターセプトしたボールを4年MF主将石原が堀井に繋ぎ、これを堀井が冷静に決めて8点目としました。後半46分には4年MF有田を投入し更なる得点を狙いますが、ここで試合終了のホイッスルが鳴り試合終了。8－1で初失点はしたものの開幕7連勝としました。

 

▲試合前のベンチ	▲前半キックオフ直後から本塾は 相手陣地に攻め込み、着実に得点を重ねる