慶應義塾体育会

　9月29日（日）、第33回東京都女子サッカーリーグ1部第五節スフィーダ世田谷FCユース戦が慶應義塾下田グラウンドで開催されました。関東リーグ昇格の為にも何としても勝ち点3が欲しかった本塾ですが、0-0の引き分けという結果に終わってしまいました。

　前半立ち上がりから、両チームの攻防により落ち着かない状態が続きます。2年FW二宮を中心に攻撃を組み立てますが、なかなか決定的なチャンスを作り出すことが出来ません。流れを変えるべく本塾は前半20分3年MF渡邊を投入。その後本塾は謙虚なポジショニングを取り、2年DF松本、1年DF田中を中心に体を張って相手に決定的な場面を作らせません。しかし、攻めきれず苦しむ本塾は0-0のまま前半を終えました。

　迎えた後半。積極的に相手の背後を狙いに行く本塾。後半7分右サイドに持ち出した2年MF遠藤が1年MF栃木に落とし豪快にミドルシュートを打ちますが、ボールはわずか左に逸れます。また後半20分には中央でボールを受けた1年MF堀井が左サイドの4年MF主務須藤に繋ぎシュート。それを遠藤が詰めるも惜しくもオフサイドとなってしまいました。続く後半29分、二宮が左サイドを縦突破しクロスを上げるものの、遠藤のコースが相手DFに阻まれます。粘り強い守備で失点を許しませんが、シュートを決めきれない状況が続きます。本塾は勢いに乗るべく後半39分1年MF宮田を投入。サイドを攻撃の起点にし、ゴール前までボールを運ぶものの、最後まで得点に繋げることは出来ず、0-0のまま試合終了のホイッスルが鳴りました。

▲試合前の慶應イレブン	▲前半立ち上がりから、両チームの攻防 により落ち着かない状態が続く