慶應義塾体育会

9月29日(日)に東京理科大学森戸記念体育館で行われました、平成25年度関東学生ハンドボール秋季リーグ戦【第9戦】青山学院大学戦の結果を報告いたします。

＜得点表＞
前半　本塾20-17青山学院大学
後半　本塾14-14青山学院大学
結果　本塾34-31青山学院大学

＜戦評＞
  前日の立教戦での引き分けで、入替戦進出がかなり厳しくなった状況で迎えたリーグ最終戦、相手はリーグ1位の青山学院大学。大量の得点差をつけ、他校の結果を待つという僅かな可能性に賭けた本塾は、試合開始からマンツーマンディフェンスをつけ相手のリズムを乱す作戦に出た。

  結果としてディフェンスでいつもの連携が取れず3-8と劣勢に立たされるも、チーム全体で見せた攻撃的姿勢が徐々に浸透してハイペースで得点を重ねた。いつも通りの1-5DFに戻してからは守備も安定し、逆転に成功した。3年鈴木の高確率のサイドシュート、4年内山の豪快なロングシュート、肩を痛めて満足に投げられなかった2年中田の速攻シュートなどが決まる度にチームは大きな盛り上がりを見せ、20-17で前半を折り返した。

　後半も立ち上がりは相手の速攻に苦しめられ1点差まで詰め寄られるも、苦しい時間帯に4年GK福地のファインセーブが連発し流れを止めた。その間4年内山のロング、3年宮本のステップシュート、4年渡辺の速攻などで得点を取り続け28-21と7点のリードを奪った。終盤、こちらの退場をきっかけに相手にリードを縮められるも、福地が相手の7mスローを止め、4年相馬のカットインからのシュートが決まり勝負を決定づけた。2部1位となった青山学院大学に34-31で勝利した。

　秋リーグ9試合全て消化し、本塾は6勝2敗1分で首位と勝ち点1差の4位で終了した。僅差で入替戦に進出することが出来なかったが、春に比べて試合内容は明らかに良くなり、確かな成長を実感することが出来た。来年のチームには是非ともこの経験を生かして、1部昇格という目標を達成して欲しい。

＜スターティングメンバー＞
渡辺、内山、GK福地、相馬、宮本、鈴木、中田

＜途中出場者＞
河崎、GK松下、河内

＜得点者＞
渡辺6、内山10、相馬3、宮本3、鈴木11、中田1