慶應義塾体育会

　前半立ち上がりから、互いに相手の思い通りのプレーをさせず一歩も譲りません。試合が動いたのは、前半14分。左サイドからのクロスに合わせられ、一度は防ぐもこぼれを詰められ失点。本塾は1点取り返そうと2年FW二宮、1年FW宮田を中心にゴールを目指しますがシュートまで行けず、前半32分に右からのクロスにヘディングで合わせられて再び失点。前半35分、1年MF栃木が前線からプレッシャーをかけてボールを奪い、GKと1対1になりますが惜しくもポスト横を通り過ぎ得点とはならず、0-2で前半を折り返します。

 

　迎えた後半、得点を奪いにいきたい本塾でしたが、後半3分にセカンドボールを拾われミドルシュートを決められ失点。失点後は本塾ペースになり、4年MF主将石原、栃木を起点とし、何度もチャンスを作ります。後半22分、栃木から4年MF主務須藤にボールが渡り、相手GKとDFの間への絶妙なパスに二宮が反応しシュートを決めましたが、惜しくもオフサイドの判定。後半36分にも右サイドを二宮が突破し、クロスを上げチャンスを作りますが得点にはなりません。ラスト得点を奪いに行く為、後半37分には1年FW宮川を投入。最後まで果敢にゴールを目指すもここで試合終了のホイッスルが鳴ります。本塾、初の皇后杯全日本女子サッカー選手権大会関東地区予選0-3で初戦敗退となりました。

 

▲7月に皇后杯東京都予選で優勝したことで、 史上初の関東地区予選に臨んだ本塾	▲なかなか思い通りにプレー出来ず、 課題の残る試合となった