
第65回早慶対抗柔道戦
CATEGORY:柔道部 2013/10/13
日程 | 2013/10/13 |
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結果 | 本塾優勝(四人残し) |
場所 | 日吉柔道場 |
10月13日(日)に日吉柔道場において第65回早慶対抗柔道戦が開催されました。
ここ数十年の中で最高の戦力を擁する本塾柔道部であるため、沢山のOBから期待を受ける一方、チームとしては目立った戦績がないまま1年が終わろうとしていました。過去の伝統にとらわれるのではなく、20人の選手は目の前の敵を倒すことに集中しました。
今年は勝ち抜き戦方式(両校20人をあらかじめ順番を決めて並べて、一人ずつ試合をしていき、勝った方が残り次の選手と試合をする。引き分けの際は両方とも次の選手が出る。相手に20人使い切らせた方が勝ちとなる。)です。
2年連続で先鋒を任された辻(商2)は應援指導部の応援を胸に早稲田大学期待の新人である中上との畳に立ったが、随所良いところを見せるものの、相手の流れに乗せられてしまい、注意負けを喫してしまいます。続いて次鋒・生田(総1)も抜かれてしまい、早稲田優勢の流れとなりました。その後もすこしずつ本塾が盛り返すが、早稲田優勢の流れで中堅・吉武(商3)が引き分けて、期待の新人後藤(政1)へとバトンをつなぎました。本年度の全日本ジュニア準優勝の後藤は頭の良い柔道で四人抜きをして、五人目で引き分けて場の空気を完全に本塾に引き寄せました。一進一退の攻防が繰り広げられ、ついに本塾のポイントゲッター郡司(商2)が登場しました。本塾、早稲田大学ともに残り四人。郡司の後ろには巨漢・宮本(商2)、小さな巨人・安藝(経2)、不動のエースである大将・藤井(総4、主将)が構えており、本塾は万全の態勢です。郡司は一人でキレのある技で三人抜きをして早稲田大学大将・野口を引きずり出すことに成功しました。会場が緊張に包まれる中、開始早々、伝家の宝刀・内股で一本勝ち。
その瞬間、優勝が確定しました。優秀選手には郡司(商2)、後藤(政1)、角田(総1)が選ばれました。
勝ち抜き戦では34年ぶりの勝利、通算では10勝52敗3分だということを試合後始めて耳にし、それだけ選手が伝統ではなく目の前の試合に集中出来ていたという事だと思います。
詳細結果は柔道部のホームページをご覧ください。
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▲先鋒・中上を止める白鳥(商1) | ▲四人抜きを達成し流れを引き寄せた後藤(政1) |
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▲若き血 | ▲勝利の後OBと学生入り混じっての「丘の上」 |
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▲2年連続の勝利に喜ぶ一同 | ▲優秀選手賞(左から角田、郡司、後藤) |