10月20日（日）、第27回関東大学女子サッカーリーグ2部第九節東京女子体育大学戦が慶應義塾下田グラウンドで開催されました。1部昇格に向け、大量得点を狙う本塾は6－0で勝利を収めました。
豪雨によりピッチコンディションが悪く、思う様にボールを扱うことが出来ない状況下で、本塾は相手の背後を狙い、シンプルに攻撃を仕掛けます。試合立ち上がりから本塾ペースで試合が進みますが決定力に欠き、なかなか得点することが出来ません。試合が動いたのは、前半30分。1年MF堀井のロングパスに相手GKが対応。クリアミスを4年主務MF須藤がダイレクトで放ったシュートはゴールに吸い込まれ、先制点を挙げます。守備では、2年DF松本、1年DF田中を中心とした体を張ったディフェンスや、4年MF主将石原の的確なカバーリングで相手の攻撃の芽を潰します。その後も何度も相手ゴールに襲い掛かりますが、チャンスを活かし切れず、1―0のまま前半を折り返します。
迎えた後半、更なる追加点を奪いにいきたい本塾は、後半3分堀井のロングパスに反応した1年MF栃木が得意のミドルシュートで豪快に2得点目を奪います。すると、勢いに乗った本塾は、後半5分、2年FW二宮が放ったシュートを栃木が押し込み3得点目、後半7分には相手のクリアミスを拾い、堀井が冷静にゴール右隅にシュートを放ち4得点目を奪います。後半22分には1年DF下山田のスルーパスを受けた堀井が相手DF1人を交わし、角度のない所から技ありのシュートを決めます。続く後半28分には二宮のクロスボールに須藤が合わせ、ダメ押しの6点目を得ます。後半29分には二宮に代わり3年FW副務児島、栃木に代わり3年MF渡邊、更に後半42分には2年MF梅原に代わり2年MF田畑を投入し、後半終了までゴールを狙い続ける本塾でしたが、追加点を奪えず、6-0で試合は終了。後半の開幕戦となるこの試合を白星で飾り、本塾は一部昇格に向けて再び一歩前進しました。
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▲暴雨とそれによるグラウンド浸水という悪条件の中、
2週間ぶりとなる大学リーグ後半初戦の
東京女子体育大学戦が行われた |
▲前半はチャンスを活かしきれず1点にとどまったが、
後半は勢いに乗り、6-0で勝利を収めた |
