慶應義塾体育会

　10月23日（水）、延期されていた第10節。対するは1ヶ月前に大敗を喫した宿敵、筑波大戦が開催された。先制点を決められるも後半気合のプレーで2点を奪い返し、本塾はホームグラウンドに勝利の塾歌を響かせました。

　前半、本塾は前節に引き続き徹底したリトリートの守備体制をとります。4分、FKを獲得した本塾はリスタートから長尾がチャンスを作るも惜しくも筑波大GKに阻まれます。筑波大は細かいパス回しで本塾を翻弄する。FWの長尾、武藤も必死に守備に参加する中、26分筑波大のFWと本塾GK福本の接触からPKを与えてしまい、失点してしまいます。前半は筑波大がペースを握る時間が長く、本塾は思うように攻撃に転じられないまま、前半を0－1のビハインドで折り返します。

　後半頭から川田に代え平戸、長尾に代え山本を投入。後半は流れが一転し、本塾ペースで試合が進みます。オーバーラップする増田、溝渕を使ったサイドからの攻撃で、筑波大DFを圧倒します。59分、右サイドから溝渕がクロスを上げると、松下が頭で合わせ同点とします。本塾の勢いは止まらず、68分左サイドの武藤のクロスから、平戸がスライディングでシュートに持ち込み、待望の逆転に成功します。その後、攻められる時間帯もあったが体を張った守備で守り切り、2－1で勝利。目標の残留に向けて、確実に望みを繋ぎました。

結果の詳細はソッカー部HPをご覧ください。