慶應義塾体育会

　10月27日（日）、第27回関東大学女子サッカーリーグ2部第十節日本女子体育大学戦が慶應義塾下田グラウンドで開催されました。勝利すれば一部昇格入れ替え戦への対戦権を得ることが出来る本塾は、果敢に得点を狙い続け4-1で勝利を収めることが出来ました。
　前半開始、サイドからの積極的な攻撃で点を奪いに行く本塾に対し、相手のDFライン、GKの堅い守備がゴールを割らせません。2年FW二宮がゴール前でボールを受け決定的なシーンを作るものの、相手GKに阻まれゴールならず。試合が動いたのは前半18分。1年DF田中のロングパスを1年MF堀井が受け、相手を交わしながらゴール前までボールを運びそのまま左隅にシュート。本塾は先制点を挙げます。その後、カウンターで何度も相手に攻め込まれますが、2年DF松本、田中を中心としたDFラインで相手の攻撃を守りきりピンチを防ぎます。相手DFを崩しきれない本塾は追加点を奪うことが出来ず、1-0で前半を折り返しました。
　迎えた後半、自分達のペースで試合を運びたい本塾は後半1分、相手のDF前で1年MF栃木がパスを受けそのままロングシュート。シュートは、相手GKの頭上を越えゴールへと吸い込まれ待望の追加点となりました。勢いに乗った本塾は後半4分、2年MF梅原の裏へのロングパスに二宮が抜け出し、中へ切り込んで冷静にシュートし3点目を奪います。更に後半11分、CKのこぼれ球を4年FW主務須藤が中へクロスを上げると栃木がヘディングシュート。栃木のシュートはGKに弾かれるも、そのこぼれを1年DF宮田が頭で冷静にゴールに決め4点目を奪います。このまま更なる得点を重ねたい本塾でしたが、相手の厚い守備ブロックを思う様に崩せません。逆に相手に攻め込まれた本塾は、後半34分、相手のFKから左サイドの裏へとボールを出されると、センタリングから失点してしまいます。流れを変えるべく、後半37分に2年MF田畑、1年FW宮川を投入。更に、後半40分に3年MF渡邊、後半44分に4年MF有田を投入して、果敢にゴールを狙いに行くものの追加点を奪うことが出来ず試合が終了します。本塾は失点はしたものの、一部昇格に向けて大きな一歩となりました。

▲積極的な攻撃で点を奪いに行く本塾に対し、 相手の堅い守備がゴールを割らせない	▲それでも4点を奪い、本塾は残り2戦を前に3位以上 が確定、1部への挑戦権を確実なものとした