慶應義塾体育会

　11月2日（土）に長瀞総合射撃場において第75回東京六大学射撃競技会が開催されました。本試合は特に一年生にとっては11月7日（）から朝霞オリンピック射場にて行われる新人戦、2年生以上にとっては11月23日（日）の慶早戦に向けた調整を行うための重要な試合です。各人がそれぞれの目標に向けた課題を探すべく、試合に臨みました。

　50mライフル三姿勢60発競技においては、SB射手に転向し直後の2年渡辺が557点で5位に入り、555点で6位の4年内田を超える結果を残しまし。AR射手時代から優秀な成績を残してきた渡辺ですが、SBでも同様の活躍が大いに期待できます。

　50mライフル伏射60発競技においては、3年の岡部が578点で2位、4年内田と佐野がそれぞれ577点で4位、574点で5位となかなかの結果を残しまし。当種目においての本塾の、このところ非常に高い点数で成績が維持されており、今シーズン終了までのこの好調の持続と、それに慢心することなくさらに上位をSB射手が目指していくことが期待されます。

　10mエアライフル立射60発競技においては2年の竹下が581点で2位と素晴らしい結果を残し、その下に1年の小野澤が570点で9位、同じく一年の宮崎が566点で11位となかなかの好成績で続きました。竹下は言うまでもなく優秀な成績を残すことの出来る射手として今後とも、また宮崎、小野澤は今後3年間における部の中心射手としてさらに成長していくことが望まれます。新人戦・慶早戦においてもこの3名は本塾の成績に大きく貢献することが出来るでしょう。

　ですが全体としての成績は4位に終わり、優勝した早稲田大学に90点前後の大差を付けられるという、慶早戦前としてはあまり好ましくない成績でした。部員各人がこの結果を踏まえ練習に昇華し、来る新人戦・慶早戦に向け調整を行うことが重要となります。

また、本試合の結果はこちらの射撃部ホームページをご参照ください。

（主務　野島翼）